この三連休は台風の接近で、遠征は断念。台風が接近する前に行かねば折角の休日も棒に振ってしまうということで、昨日、泳ぎ渓もそろそろシーズンが終わりそうなので、池郷川の大又谷に行ってみました。
 
 
 
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 天気は曇ってましたが、時々、薄日が差していて文句なし!
 
 林道をしばらく車で入ると、崩壊で足止めを食います。あの大水害の爪痕でしょうか?まだ工事中で、車は通行不能です。歩いても、大したことなさそうなので、手前で駐車し、入谷ポイントまで林道を歩くことにしました。
 
 この崩壊地は、作業道から何ら問題なく、髙巻くことができました。
 
 車止めゲートから一つ目のカーブミラーまで林道を歩き、その裏手の踏み跡から谷床目指して下ります。この踏み跡は以前、池郷川本流ゴルジュや本流上流部を溯行した時に使ったことのある道です。
 
 
 
 
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 大又谷に降り立つと、一旦、本流出合まで様子を見に行ってみます。
 
 そのまま溯行しても良かったのですが、今見に行かないと、二度と見に行くことはなさそうなんで、やはり、今、見行かねば!!ということで。。
 
 出合まで長い淵を持った滝が二つあり、それらを泳ぎ下ります。
 
 写真は本流から、大又谷出合に掛かるCS滝を眺めています。結論を言うと、この滝の突破が、大又谷の最大の核心となります。
 
 出合から入谷地点まで引き返した後、再び、溯行を開始します。
 
 
 
印象的な連滝。
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 池郷川界隈は、そうなんですが、大又谷も、エメラルドグリーンの淵に花崗岩の白い岩肌が映えた、とても美しい渓相をしています。それらを無我夢中で泳ぎ、登って行くとあっという間に滝場は終わってしまいました。
 
後は、河原とのびやかなナメ床をたんたんと溯って行くと、いつしか林道に躍り出ました。そこから上流部は、藪っぽくで爺むさそうなんで、林道を進み、掛け小屋谷を下降することにしました。
 
 
 
イメージ 4 掛け小屋谷も悪場はありませんでしたが、くの字滝から続く連滝帯がちょっと身物で、ケヤキ谷より変化が富んでます。
 
 大又谷に再び降り立つと、対岸の尾根を登って林道に出ました。後は、林道をそのまま引き返すのみ。
 
 天気が持てば池原に停滞して、もう一本と行きたかったのですが、あのような予報なので、今日はインドア・クライミングです。
 
 
 
  大又谷は、とても綺麗な谷でしたが、期待したほど泳がされる訳でもなく、滝場も短くて、ちょっと物足りない感じでした。