あの仕事熱心なバンドが長い間休止状態になってしまったから怪しいとは思っていたけれど、いざそのときが来てみると人並みにショックだったりする。前の来日のとき、ライブのチケット取り損ねたけど「まーいいかー」で済ませるのではなかった……。生姉さんのドタバタドラムが見たかった……。
という話は本日の話と全然関係ないです。たまには時事ネタということで。
さて、近頃僕はめっきりCD屋に行かなくなってしまいました。めっきりというか、何ヶ月かに一回といったレベルです。
そこには、このところライフスタイルが急変したという事情もあるにはありますし、一時に比べるとCDをあまり買わなくなったという原因もあります。CDを買うにしてもオンラインショッピングばかりで、アマゾンやらHMVオンラインやらの段ボールをバリバリと破るのがCD購入の際の儀式になってしまっております。（なお、このときの段ボールの破れ方で私は、その年の稲の取れ高や戦争について占っているのです。ビリビリ……おお、戦じゃ！ 戦がはじまるぞお）
ですがCDショップに足を運ばなくなった最大の原因、それは、私の行きつけのHMVには携帯電話の電波が入らないから（実話）ではなく、CDショップがかつてほど楽しい場所ではなくなったからなのです。
なんだろう、CDショップに足を踏み入れたときのときめき、わけもなくドキドキして血圧が上がって恋する乙女のように目が輝いてしまうというあの感覚がこのところ、すっかり喪われてしまいました。販促ポップを舐めるように読んだり、試聴機に吸い寄せられてどんどん聞いたり、バーゲン日に突入したのはいいけれど、気がついたらCDを10枚束で持っていることに気づいて減らそうとしてみたり、ちょっと時間つぶしのつもりで入ったはいいが、つい一人で三時間ぐらい過ごしてしまったり、というミラクルワールドであったCDショップ……そんなミラクルを体験しているバカはあまり世の中にはいないと思いますけれどもともかく！ ここ二三年のCDショップはどうにもつまらない、デートで行きたい場所ランキングの順位がどうにもこうにも低いスポットになってしまいました。ていうかデートで行くなよそんなところによ。そんなんやからモテへんのや。
以下、書くのはあくまで個人（山麓さん）の見解です。
そう断った上で、どうして最近CDショップが面白くなくなったのか、考えて書いてみたいと思います。
……と、思ったらもう寝る時間になりました。明日に続きます。すいません。
せっかくなので、The White Stripesの素敵なプロモーションビデオを貼って去ります。