12月28日の 朝です
月が富士山の山頂に沈んでいきました。
美しいい月と富士山でした
年の瀬の大掃除のシーズンです
最近は障子の張替えなどは、暖かい頃に済ますように
しています。
それでも、何か、片付けなくてはと思う、時期ですね。
長い人生やっていますと、確かに、色々溜まります。
意識していても、やはり、溜まります。
テレビで、ゴミ屋敷のニュースが出る度に
自分が溜め込みたい物があるのは、性癖ですから
仕方ないとしても、周りの人の事を考えられない
その心が、とても悲しいです。
出来るだけ、捨てなくてはと・・・思うこの頃ですが・・・・
年のせいですかね・・・・・
捨てられない物もあるのです。
富士山麓にアトリエを構え、転居して40年・・・
ぎりぎりのお金で建てた家は、・・・・安普請です。
そんな時、父母が、お祝いにと、カーテンを
しつらえてくれる事になりました。
言葉に甘え、ケースメントという、レースより
高級な物を注文しました。・・・・・・・
いま、思えば、かなり、高かった気がします。
大事に、大事に使って来ましたが、さすがに古くなってきました
それでも、あの時、父母が無理をして、あつらえてくれた
このケースメントのカーテンは、捨てられないのです。
何度か迷う時もありました。
たぶん・・・もう少し 使う事になるでしょう
。
そんな、世代なのです。
私達の世代は、物の豊富な時代ではありませんでした。
物を大事に、修理しながら使い切るのを、美徳として育ったのです
自転車も買ってもらえず、自分で夜中に起きて、新聞配達した、お金で
買った、中古の自転車は・・・宝物でした。
油を差し、磨いて、大事に使ったものでした。
自分で修理出来る物は、直して使ってきました。
時々、妻に怒られます・・・・・。
「 いい加減に捨ててよ !!」
消耗品は別として、良い物は、もうしばらく、大事に使うつもりです
今年もクリスマスが近づいてきました
私はクリスチャンではないので、クリスマスは関係ないと
言ってしまえば、実もふたもないので・・・・・・
クリスチャンでは、なくても、子供達にとっては
特別な日なのです
クリスマスプレゼントや お年玉のある年末年始は
楽しみなシーズンなのです。
私も子供の頃のクリスマスには、特別な思い出があります。
当時、東京に住んでいましたが、まだまだ、家は貧しく
お小遣いも、お祭りや、特別な時にしか、貰えませんでした
そんな、我が家に、クリスマス・・・・・
サンタがやって来るのです。
母の従姉が当時、看護婦をしており、毎年、クリスマスケーキを
持ってやってくるのです。
年に一度のケーキです。
私達、子供にとって夢のまた夢です。
その日 外に、叔母さんのハイヒールの歩く音が
近づいてくると分かるのです。
あっ 叔母さんだ・・!!
私達は大歓声です !!
今、思えば、バタークリームのデコレーションケーキです
現在のケーキのほうが、よっぽど美味しいでしょう
それでも、こんなに美味しいケーキは年に一度しか
食べられません。
大喜びの子供達を笑顔で、叔母は見ていました。
もう、その叔母もこの世にいませんが、あの頃のはつらつとした
叔母の笑顔を今でも思い出します。
物の無い時代ではありましたが、そんな喜びは
ある意味、貴重であり、幸せな時代だったと思う
クリスマスです。
このツリーは、京都駅構内のツリーです。