除夜の鐘の、行灯奉納が終り、帰宅したのが
午前1:30 冷えた身体を風呂で温めて
ぐい飲み一杯の酒を飲み一年を振り返る
12月の初めに、高校時代からの、親友が亡くなったと
奥さんからの、電話が入った・・・・・。
陸上部にいた彼を、山の魅力に引き入れたのは俺だった。
俺は、戦争で左腕を失った父を支えて、当然の如く
高校と仕事を掛け持ちの青春時代・・・・だったが
唯一の楽しみが、、弁当代を節約して、貯めた金で
時折、行く登山であった。
その仲間として、彼はいつも、共にあった。
あれから、50数年が経った。
脳梗塞で倒れたのが5年前、続いて介護で、奥さんが倒れ
一命を取り留めた。 結局、彼は施設に入り、上京の度に
俺は彼を訪ねた。
症状は重く、改善の気配は無かった・・・・。
いつかは、彼との別れが来ると、覚悟はしていたが
その日がやってきてしまった・・・。
暮らしに追われながら、一年はまたたく間に、過ぎていく
禅語に、 紅炉上一点雪 こうろじょう いってんのゆき
という言葉がある。
火の上の雪の如く、人の人生も一瞬である・・・と言うことらしい
余生と言われる年になり、やりたい事をして、時を過ぎてゆきたい
ストーブに薪をくべながら、新年に今年一年を思う・・・。
俳句
電話きて友逝く夜の薪を焚く












