長久手古戦場公園内には「勝入塚」と「庄九郎塚」の二つがありました。公園から数百メートルの所に「武蔵塚」というのが有りせっかくなので3箇所すべて見てきました。最初はあんまり興味はわかなかったのですがその塚の名前からは誰の塚なのかわからなかったからです。よくよく案内版を見るとよく知っている武将の名前が出てきて俄然興味がわいてきました。

《武蔵塚》

 特に今住んでいる美作の国(岡山県北)では名前が出てくる森蘭丸の兄弟の名前です。弟であった森忠政が津山城の初代城主で今の津山市の原型を作った徳川家にとっては外様大名です。その為か1697年に改易となり松平家が城主として明治維新まで治めることになります。その忠政の一番上の兄がここに眠る森長可(ながよし)のようです。

 

 

 

《庄九郎塚》

こちらは池田之助(ゆきすけ)のお墓です。この之助も先の森家とは親戚のようです。また岡山城主の池田公、姫路城の城主池田輝政公とも関係があるようです。

 

 

 

《勝入塚》

こちらは池田恒興公の塚で池田輝政の父にあたります。死ぬ直前は大垣城城主だったようです。