石川遼君が珍しく、2試合連続の予選落ちです。
スポーツ・ニュースで大写しになる遼君の苦しげな表情はしのびないですよね。
「ドキハキ」でも少し申し上げましたが、
この不調の原因は、今年のツアーの賞金全額を震災の基金に当てるということが、彼のプレイに大きな影響を与えているのではないかと、私はずっと思っております。
私はこのことを最初に聞いた時、実はテレビに向かって、
「遼ちゃん、それはアカン!!」と声をあげていました。
案の定、私の危惧したことが現実になってるのではないかと・・・・・・。
ラジオでは少しソフトに申し上げましたが、私は「そんな傲慢な!!」というのが本心です。
遼君の趣旨は「被災地のみなさんと一緒に一年がんばる」ということのようでしたが・・・・・。
ゴルフの試合って、一人で記録を塗り替えていくような競技ではありません。
必ず一緒にラウンドするゴルファーがいます。
彼の宣言によって、他のゴルファーたちにも何らかの心理的影響を与えかねないし、
お互い集中する時に集中しきれない、試合にゴルフ以外の要因を持ち込むことになるのではないかなどと
思いました。
優勝争いの時など、一打が何千万ということがあります。
その時、相手ゴルファーはやりにくいですよ!!絶対!!
それに相手は殆どが彼より先輩のゴルファーですし・・・・・。
遼君のゴルフにも、今までにないプレッシャーなど何か悪い影響が出ているのではないでしょうか?
なんかちょっと、やり方が違ったにのではないでしょうかねえ。
彼の被災地への支援をしようという気持ちはとても尊いと思いますので、残念で仕方がありません。
CMやその他の収入も普通の19歳ではありえない額を彼は稼いでいるのだから、
昨年のすでに稼いだ賞金からの方が、よかったのになあ~!!と・・・・・。
19歳。
いくら我々大人にも手の届かないような収入があるとはいえ、彼はハッキリ言って、まだ子供です。
これは遼君ではなくまわりの大人たちへの苦言なのかもしれません。
応援しているだけに今の遼君を見るのは辛いです。
彼の笑顔が見たいなあ~~
多恵子