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待望のノス鉄4弾が発売されました。今作は80年代に登場したLE-Carがラインナップされ、近代的な雰囲気があります。


ノ031•032 富井電鉄/富井化学工業 凸型ディーゼル機関車DB形

左:DB10 11  右:DB10 12


DD11をショーティー化したような見た目です。実車は1961年3月に苗穂工場で製造された機械扱いの車両で、06-28-011と名乗っています。ぶどう色に黄色帯の昔のディーゼル機関車の色だったそうです。鉄道ファン(交友社)1983年2月号では、東室蘭で入換機として活躍しているという記事が掲載されています。

塗装が津軽鉄道を連想させます。カラーリングと帯が逆だったらドンピシャでしたね。青い方は下回りが黒くても似合いそうです。ロッド付動力を付けても面白そうです。


ノ033〜035 富井電鉄キハ20形(22•23•21)

左:キハ21  中:キハ22  右:キハ23


富士重工のLE-Carが2種類で、かつてトミックスにあったものとは別物です。

ノス鉄である以上実車よりは短いですが、ほぼ同じサイズ感のバスが存在するそうです。

貫通顔は近江鉄道LE10形、非貫通顔は三木鉄道ミキ180形を彷彿とさせます。

前面の下がスカスカなのが気になりますが、スノープラウを付けると一気にかっこよくなります。


ノ036•037•S004 富井電鉄キハ1形

左:キハ1  中:キハ2  右:キハ3(シークレット)


キハ1のモデルは鉄道省のキハ40000形です。実車はキハ41000形(キハ04)を16mから12mに短縮したスタイルです。

北陸鉄道に譲渡されたキハ40014、改めキハニ5151では、車体両端に荷台を増設していました。


キハ2の前面窓のモデルは、鉄道省キハ41000形のうち関東鉄道でキハ411•キハ412となった車両です。(実車は片運転台に改造されました)


キハ3の前面窓のモデルは、鉄道省キハ41000形のうち蒲原鉄道で電車の制御車となったクハ10です。(実車は片運転台でした。1998年まで現役でキハ41000形最後の稼働車でした。鉄コレで登場しましたが、蒲原鉄道自体鉄コレでは製品が無いので、2024年現在も相方がいません)


ノ038 富井電鉄ハフ50形

ハフ50

上述の関東鉄道キハ411•キハ412のうち、運転台のない側がモデルです。

床下機器はエンジンのレリーフを外した状態で、ボス穴が丸見えです。ここは加工すると良くなるでしょう。


キハ04系列の付随車化は国鉄のキサハ04を含め、譲渡車でも多数の実績があります。キハ40000からキサハ40800となった車両も存在しました。なんと大宮工場にて改造され、川越線で使用されたそうです。


ノ039•040 富井電鉄ハフ形

左:ハフ31  右:ハフ32


ノス鉄1弾のハフ33•ハフ35をシングルルーフにしています。

この形態の客車を思いつかないので、本当にフリーランス車両かもしれません。思いつく客車のダブルルーフ率が高くて。(似たような車両があればご教示願います)



トミックスの昔のLE-CarⅡと。塗装が似ているのはこれのリスペクトと見て良いでしょう。

ところでこの画像のLE-CarⅡはアーノルドカプラーを付けていますが、私がSCタイプを付けたものです。高さが合わず連結できませんが。


今回の無塗装車両はLE-Carです。お好きな色に塗りましょう。



ノスタルジック鉄道コレクション、猫屋線シリーズ、かつてのGMキットなどの箱絵を描いていた、小林信夫画伯のご冥福をお祈りいたします。