いつもありがとうございます。

単体ではなかなか出せなさそうな機関車を、まとめて出してきました。



Micro Ace A2070 秩父鉄道デキ200 2021年8月6日発売


デキ201

1963年9月日立製作所製 塗装は茶色

1973年頃 塗装変更 松尾鉱業色(青に白帯)

1996年 塗装変更 深緑に金帯(初代パレオEXP色)

2012年12月頃 塗装変更 紅褐色に金帯(2代目パレオEXP色)

2020年1月 塗装変更 黒に警戒色


1000t級貨物列車の牽引のために開発された機関車です。当初は201~203の3両でしたが、201は1996年に「パレオエクスプレス」選任へ、残りの2両は2000年に三岐鉄道へ譲渡され2011年に廃車と、全く違う線路を走りました。


製品では特徴的な台車のおかげか、秩父鉄道ではC58 363に次いで2番目にワールド工芸が製品化しました。

マイクロエースからは2007年に茶色の203、2015年に緑(初代パレオEXP)の201が製品化されていました。

今回は新たに青(松尾鉱業色)と赤(2代目パレオEXP)が黄色のデキ502と共に製品化されました。

※購入したのはこちらの1種類のみです。


鉄コレ 岳南電車ED40形(ED402) 2015年7月発売


松本電気鉄道ED402

1965年10月日本車輌製

1971年譲渡 岳南鉄道

2012年3月16日貨物廃止

                         以降岳南富士岡駅にて保管

2013年4月1日鉄道事業分社化 岳南電車


1番のない形式です。402と403が製造され、どちらも現存します。


製品では先発のワールド工芸、後発のマイクロエースと競作になりました。なお403はワールド工芸の完成品で茶色塗装、「フジドリームスタジオ501」オリジナルの鉄コレ塗り替え品で茶色+クリーム、赤+クリームが製品化されたのみです。



鉄コレ 名古屋鉄道デキ104 2005年11月発売

1926年名古屋電車製作所製

1967年廃車 台車等は3730系へ


旧名古屋鉄道の電気機関車です。

記念すべき鉄コレ第1弾でデキ101と共に登場。以降は架空の事業者富井電鉄、講談社の週刊鉄道模型シリーズの里山交通として4回5種類の形態が製造されました。

…実車より多くなりましたね。


Bトレインショーティー 上信電鉄デキ1形 2013年12月14日発売

デキ1登場時

デキ1・2・3共通

1924年シーメンス/M.A.N製

1994年10月1日貨物輸送廃止

1995年3月 デキ2廃車 静態保存


デキ2静態保存仕様


Bトレインショーティー 上信電鉄デキ1形 2015年11月5日発売

デキ1・デキ3 2011年仕様


Nゲージ記事なのになぜBトレ?と思われるかもしれません。

これはBトレで(おおよそ)スケールモデルとして出たからです。実車が全長9mほどで、1/150にしても61mmですからね。

安価なプラ量産品で、原型、現役時、1・3現行、2静態保存と網羅できますから、以前より製品化していたワールド工芸にはかなりの打撃だったのではないでしょうか。


2021年8月現在、上信電鉄の高崎駅に現行仕様の在庫があります。

デキ1と500形赤編成(503-504)の2両セットです。2箱買うことでデキ1・3と500形2両編成を組みます。


私鉄電機はどれも個性的です。気に入ったものを1両買ってみるだけでもよいでしょう。牽かせるものは何でもいけますから。