我が家では、ほぼ定期的に石鹸を手作りしています。
これは切り分ける前の乾燥/熟成中の石鹸です。
定期的というのは、
使えば無くなりますし、防腐剤の類いが一切入らないので、
品質の保持期間が短いから。
保持期間を延ばすなら、冷蔵庫保管になってしまうんですよね。
かつては1部を冷蔵庫保管してました。
が、食品とは一緒にできないので専用冷蔵庫がいりますし、
ムダなようでやめてしまいました。
この石鹸、もちろん自分で使うのですが、
クリスマスの時期には患者さんに無料でプレゼントしてます。
女性患者さんには結構好評で、
待ってて下さる方も何人もいらっしゃいます。
天然のエッセンシャルオイルを使って
少し香りを付けていますが、
人口の香料や着色料、防腐剤などは一切入れません。
オリーブオイルをベースに3〜4種類のオイルをブレンドし、
シアバターなども結構たくさん使います。
苛性ソーダを溶かす水も、ただの水ではなく、
ハーブを煮出したものや、アロエを絞ったものなどを使います。
また、釜焚きでなく、コールドプロセスで作るので、
材料から失うものがなく、保湿成分がたくさん残ってて
敏感肌や乾燥気味の肌の方は、
特に使い心地がいいようです。
売り物ではないので、実用本位。
飾り気も何もない、素っ気ない見栄えですが、
これが逆に好評のようです。
99%というなら、残り1%って何?と思うかも知れないですが、
これは、切らしてしまった時用に、市販の石鹸を少し買うからです。
手作り系の無添加石鹸は、市販されているものがありますが、
飛び上がるほど高いので、
通常は牛乳石鹸の赤箱です。
青箱よりややしっとり仕上がるし、泡立ちも良く、
釜焚きで非常に硬いので、使い勝手もいいですね。
無添加とはいきませんが、価格を考えたらこれもいい石鹸です。
今後、時折自宅で作る石鹸の話もしていきます。
石鹸というと、キシキシ引っかかる、
特に洗髪に使うとめちゃ使い心地が悪い!
洗濯に粉石鹸使うと溶け残りが出て、逆に洗濯物汚してしまう!
という印象の方も多いかもしれません。
これは、石鹸が問題なのではなく、水の問題なんですよね。
石鹸の良さを引き出すには、軟水が必須。
日本の水道水は硬水ですからね。
石鹸の本来の能力って、意外に高いんですよ。