ご存じのようにsanregは大腸ガンを切除していますが、やはり不安なのは「転移」。そのために4ヶ月に一度検査のためCTを受けています。先週そのCTの結果が出ました。
内視鏡の十二指腸潰瘍はもう痕跡だよぱちぱちと主治医のN先生。
でも、肝臓に影ある
えっ、どういうことですか」とsanreg
普通に考えるとガンだろうね354354
でも、血液検査で肝機能に障害も出ていません。腫瘍マーカーも正常値だし。」とかすかな望みでsanreg
まだ出ていないようだね」あとはあまり先生の話を聞いていませんでした。大腸ガンからの転移は「切除が原則だけど、あまりとると肝臓が機能しなくなるから」と当面は抗ガン剤で対応し、切除できるようなら切除と言うことでした。
話を聞くとこの抗ガン剤は点滴のようなもので注射の針を体に埋め込んで自分で注射をする、というもの。
手術で1週間入院してください。
会社で調整しなければいけませんが、いつから入院は可能ですか?
sanregさんのご希望通りで対応します。」とN先生。大腸ガンのときは「大腸ガンは進行が遅いから」と1ヶ月先の手術になったN先生がこんなことを言うなんて、結構深刻でした。


その日はどうしようもなく落ち込みましたが、それでも生きていく望みは捨てられません。「注射針を体に埋め込むともうダイビングができない」とダイビングの予約を入れたり、と大騒ぎです。

これだけだと深刻になってしまうので、あともちゃんと読んで下さい。

次の日、マイボーム腺炎の治療で同じ病院の眼科に行くと、偶然N先生とばったり。「あれっ、今日は眼科のはずだけど・・・」とわけのわからないことを考えているsanregに、N先生は
「sanregさん、ちょっといい?」と静かなところで話し始めました。
手術の日程、決めなくていいよ
また、わけのわからなくなるsanreg。
あれから放射線科の先生と相談したのだけど、どうもCTの影の色がガンらしくないんだよ
はあ
sanregさんの体型ガーンだと、血栓の可能性が高くなったから。正確には次の超音波の検査で判断するけど」と落ち着いてN先生。15年以上外科の先生をしてきたN先生があせっていないので、「危機は去った」というところです。

最終的な結論は今週末ですが、N先生の顔色を見ていると「不安1割程度」ですかね。

そもそも、sanregが大腸ガンで退院したとき、浸潤もしていなかったし、リンパ腺への転移もありませんでした。抗ガン剤の話でもN先生は「飲んでもいいし、飲まなくてもいいよ」ということなのでガンの転移など考えてもいませんでした。定期的な受診も本当に確認程度で受けていました。しかも、手術をしてから1年も経っていません。sanregの落ち込みようとその次の日の開放感がわかってもらえると思います。

でも、正直なところ「力が抜けた」ということでここ数日ブログの更新もしていませんでした。N先生への恨みを込めて。苦笑  お騒がせしました。