夢うつつの中で 起きる

 信じられない夢をみた

 

 夢の中 その1

 かっての3人組  一人は故郷の千葉に帰り

 私も引越しし もう一人はパソコンのインストラクターとして忙しい

 二人で会うことがあっても 千葉からもう駆けつけることもないだろう

 ご主人は 早く認知症だというし

 夢では 3人が集合し 確か大阪万博あとの万博公園を散策していた

 

 夢の中 その2

 はっきり覚えているほど 鮮明な夢の中

 テレビでは 私が行けそうもないところばかり見ている

 ヒマラヤの渓谷 アマゾン、イタリア オーストラリアのトレッキング場所

 とりわけ ヒマラヤシリーズは大好き

 険しい山々 氷河が張りこび 溶けた氷が滝となり渓谷を潤す

 高山植物の小さな花

 なんと、なんと 険しい道や崖を ゆっくり上がり下がりして

 二人が散策している もう会うこともない人なのに

 オマケにわらう

 傘を杖代わりにして 

  急流の河の流れの中を進み 遠く続く石のアップダウンのところも

 景色を望む

  仲良く景観を共有し笑顔なんです

 言葉を交わしながら その感触さえもまざまざと

 現実ではありえない、願ってもかなわない二人の渓谷の散策

 いつも、渓谷を散策したいというのが私の願い

 それが 夢の中で叶うこと

 起きてもなおその景色が消えないこと

 夢はありがたし