ここの町に引越ししてから 早や25年が過ぎて

 前のマンションの友人とは 25年前に 遊びにきてもらってから

 長い年月が流れた 

 ただ 賀状だけのお付き合いでしたが

 彼女から電話がかかり 会うことにした

 

 いや~~ 驚いた

 あれから25年の歳月がたったなんて 信じられない彼女の変わらなさ

 わたしより 5歳下

 

 あ、、あ、、それに比べて私は何じゃらホイのホイ

 ぽちゃぽちゃ ずんぐりむっくり

 かって彼女は犬=ドーベルマンを飼っていて散歩していた

 

 

 私はヒマラヤン=猫

 

 犬にしても猫にしても飼い主に似るというけれど 本当です

 彼女のシャープさ  印象は飼い犬のドーベルマンそのもの

 彼女は社交ダンスの先生だから 自分を律して今のスタイルを

 保っているというが  もうダンスの先生は辞めたという

 食事内容、運動 整形に通い、、云々 長々と語ります

 そして主人、お互い要介護1の主人と関わって生活していること

 

 食事しながら あれこれ今までのお話が盛り上がり

 さて それから百貨店内の喫茶店、ケーキとコーヒー

 

 用件を切り出す私

 *へええ~~ ほんと 知らなかったわ そんな話聞いたこともないし

 その話も彼女と共通点があるわけで、

 それもまた 正反対の思い出話につながる

 

 遠い昔のいや~~な思い出、思い出したくもない30数年前のこと

 彼女はAB型 私はA 型

 *あれ~~あなたはO型かB型と思っていたわ

 そうよ 私もみんなの血液型に当てはまるんよ、、

 *A型なら 後を引きずるかもね

 私なんか 過去の話なんか時どきフ~~と浮かぶけれど

 ただ それだけよ 切り替えがうまいのよ 

あなたは、真面目すぎよ   

想像や妄想 で決めつけないで 

 

 OOさんも これからの短い命 くよくよしていたら損でしょうが

 だれもあなたの話の思ってもいない妄想なんか切り離してしまい

 今の自分が一番大事

 そうなんだけれど、、そうなんだけれど いつまでもクヨクヨ

 

 彼女は子供二人 男と女 孫はなくて

 私みたいに孫たくさんということもない、その分あっけらかんとしているが

 でも、矢張り遺伝子は恐ろしい 

 ご主人の遺伝子を長女が受け継いでいることが判明して

 それだけが今後心配という、

 

 そうよね 訪問内科医がいつも言うこと

 どんな家庭も 何の心配もないという家は一軒もないですよ

 何らかの形で 心配事があるもんですから

 OOさんとこは まだいいのですよ

 ご主人はまだ元気ですから、、、

 受け持っている患者は あの世か施設入りですよ。

 

 何が一番これから先の憂いごとは いつまで生きるか

 世話をするか いつ終わるか それが分からないことだね

 どっちが先に逝くか それが分からないこと

 そこに話が落ち着く

 彼女は 激情派 怒り狂うとチャンチャンバラバラ事欠かないそうな

 私は 穏便派 チャンチャンバラバラなんて信じられないわ