晩ご飯が終わったころ 遠い福井から電話がかかります

    この方は クリスチャンなのに あ~言えば こう言い
  そうね、、なんていってはくれない説教魔

 だけど 昨日は違います
 声が明るくて すっきりしていて いつものように
 食後のお酒の余韻が、あのうつろな声ではない

 会話不足の私も 久振りの彼女の明るい声に応えます

 あれからそれへ あれからあれへ 会話が入り乱れて進んでいきます

 3月に入り 自分のために買いました「ミモザ」の花
 自分が好きになれるように、と

 すると 彼女が 
「あのね あなたはがんばっているよ 

 もっと自分を好きになりなさい それが欠点だから」

 うむむ、、そうなんだけれど、、そうよね

  姐さんは 落ち込むときはお酒は飲まないのよね

 *そうね お酒を飲みたいなんて思ったこともない

  しいていえば 買い物依存しているね

 彼女の一番の言葉は「あのね 辛ければ福井に来なさい
 自然が癒してくれるところに連れて行ってあげるから
 1泊すればいいから」
 それが難しいのよ!!

 もうね 体力、能力 金力がガタ落ちなんょ
 ヨレヨレなんよ、と   いえば

 5歳年下の彼女が言った言葉
  「あのね わたしのために元気で生きてちょうだい
 5歳上なんだから 私の道しるべになって」

 驚いた 話の流れの中でそういうセリフを吐けるなんて

 ドラマみたい、、
 

 いままでどんな友人にも
 「私のために元気で生きていて」と 誰が言ってくれたでしょう?
 誰もいない あいつもこいつも 誰も、一つも

 1時間21分20秒の中の珠玉の言葉が身に染みた

    ゲラゲラ笑いながらも

 知り合って10年の年月が流れて
 昨夜ほど 素直に長いお話しの中
 互いに心の石ころを言い合って過ごした時間はない

 遠い距離もまたいいもんだね
 今まで3度しか会っていないのに 分かりあえたこと

 大谷翔平から元気をもらい たくさんのクマのグッズを作り続けている

 彼女にもそのうちプレゼントしよう そう思った日

 久し振りにたくさん笑ったわ ありがとうね と 彼女もいい

 そうよね 私は楽しいひと

 旦那も言う、、あんたは楽しいわ 面白いわ

 言いまわし方がうまいわ

 写真のクマたちは娘のところに昨日送った 喜んでくれたら嬉しいけど。

 なんて可愛いのだろう 自画自賛