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今日三冊の本を購入しました
どの本も今の日本の捨てられた動物の現状について書かれた本です
そのうちの一冊を先ほど読み終えましてご紹介したいとおもいます。
タイトルは「犬たちをおくる日」
愛媛県動物愛護センターに捨てられた犬たちについて書かれた本です
日本では、年間30万頭の犬猫が処分(殺されています)されています。
その犬猫の殆どが人間により身勝手な都合で持ち込まれます。
そして、犬猫を処分(殺す)する施設のために、高額の税金が投入されています
犬猫を殺すために巨額な税金をつぎ込んで施設や機械を作り、それを管理し活動させる職員を置く日本。
犬猫をまるで、動くオモチャのようにしか考えていない飼い主たち。
本の中に犬を捨てに来た一人の男性のことが書かれてました。職員さんが、殺処分になると説明しても、それでも構わない、こんなアホ犬、さっさと殺してくれ…おまえとは、ここでおさらばだと言い犬収容室に自ら乱暴に放り込んだ元飼い主。帰り際に譲渡会用の子犬をみて、いい犬だから、譲ってくれと言葉を発した元飼い主。
そしてもう一人、慌てて自分が捨てた犬の安否を電話して来て、翌朝伺いますと電話を切った女性。
翌朝子供を連れ犬を引き取りに来たと思った親子が見せた行動は、ただ殺される前に記念撮影をしに来ただけ…その後、子供が共に過ごした犬に、バイバーイと発した言葉。
こんな光景、氷山の一角と思いたいが、今の日本は悲しいことに、こんな事が当たり前のように起きているのでしょう。
動物を命と思ってなく、まるで動くオモチャのように簡単に飼い簡単に捨てる
それも信じられないほど簡単な理由で…
今回、書店でこの本と他二冊購入した物が人目のつきやすいとこに置かれてました。
動物の現状をまだ知らない無知な方々に是非目を通して頂きたい本と思いました。
私は、あえて本にカバーを付けず電車内で読んでます。。。
昨今、伊達直人さんから、伊達にゃおと、わんとさんなどが現れ、暗く閉ざされた檻に冷たい床で待っている犬猫にもスポットライトが当たる日がきています。ただただ信じて待っている犬猫たち。
本の中にもありましたが、「その死に顔は、人間をうらんでいるようには見えなかった。彼等はきっと最期のその瞬間まで飼い主が迎えに来ると信じて待っていたのだろう」
私は、犬猫には人間を恨むという心は与えられていない生き物と思います。
「信じているほうが、幸せでいられることを犬たちは知っている。だからこそ、裏切ってはならない」
消えゆく犬猫の命は、人間社会全体の問題であり、責任です。
私達一人一人が何が出来るかを考え実践していく時にきていると思います。
無関心の人達に知ってもらいたい現実です!!
この命、灰になるために生まれてきたんじゃない…
本当に、この言葉通りだと思います。。。