店の人に「そこ危ないよ」と言われて、側の車を見てみた
ビルの外壁が剥がれて落ちてきたらしい。
正直、こっちでは割とあるあるです。エアコンの室外機なんかも落ちたりしている。
普通のビルと比べて、高層ビルの修繕の難易度は桁が違う
管理会社はちゃんと修繕費を貯金してんだろうな。
または、古いものは壊して新しいものを建てるというスタンスだとしても、妙に納得できます。
昨日のこと。
深夜のタクシーに乗ったら、運転手がずっと独り言を言っている。
はじめは携帯のハンズフリーで話をしているのかなと思ってよく見たら、運転しながら動画配信してやがった。
唐突にこちらに「出身はどこ?」とかあれこれ聞いてきたが、当然配信の材料。携帯の画面にはちゃっかり僕の顔が映り、「こんばんわ」「中国語うまくないね」などのコメントが流れる。
運転手のインタビューは家に着くまで続いた。
客を動画配信のネタにしやがってと思いながら、
タクシーの仕事の副業として、新しいなと少し感心した。
パソコンのメモリを探しに秋葉原をうろついていました。
当然、メイド喫茶の客引きが寄ってきます。
もう、色んな格好をした。
そんなものは慣れっこの僕ですが、
今日声をかけてきた女の子は印象深かった。
「ちょいぽちゃのメイド喫茶いかがですか~」
「本日は100キロ越えが三人在籍しています~」
メイド喫茶も重さで付加価値をつけるようになったか。
Aという会社の依頼でギフトパッケージを作成したのは2ヶ月前。印刷もしたはずなのに、今日になってタイトル部分の変更の依頼が来た。タイトルを絵画の額に納めていたのだけど、それが法的に引っかかったとのこと。これは正直よくある技法で、中国なんかだと結構使われているにもかかわらず。だ。そんな法律あるの?と聞いてみたら、ようはこの「タイトルを額に入れる」という技法を他の会社が特許を取ってしまっていたらしく、クレームが来たと。
特許?
ロゴは特にそうだし、デザインに特許問題に関わることは知っているけど、どうもおかしい。珍しくもない技法だし、こんなものにも?と正直不思議に思った。「うちのアイコンは丸ですから、あなたのアイコンはそれ以外の形にしてください」ぐらい。言いがかりと言っていいレベルなんだけど、A会社も回答に歯切れが悪い。
でもっとよく聞いてみたら、この特許を取って、クレームをかけてきたのがB社。同業者で、規模は数百倍。こんな特許が通るのか?に関しては、まあ、でかい企業ならではのあれで。
あーなるほど。と、納得。
これは後発つぶしだな。えげつない手を使うもんだなーなんだけど。
実はBという会社もうちのお客さん。思い出すのが6年ほど前、パッケージを作成した際に、たまたまある技法(日本では使い古された手法)で、売り上げが3倍増になったことがあった。その時、社長からの提案は「このデザイン、特許とっておきましょう。盗まれないように」
その時、僕は「いいっすね、真似されたら告訴しましょう」と同意しとったわ。この程度のものに大げさだなあと思いながら。しかしあの時から、社長は市場の囲い込みを考えていたんだなと納得。
デザインの特許は世界中で当たり前のようにある。しかしここでは自社のデザインを守るに加えて、他社のデザインの幅を狭めるためのものでもあるのだなと、ちょっと寒気を覚えた。