こんにちは、ほたるです。
続きです。
マスクとYMOさんの件で、一晩もやっとしていました。
朝になったら、少しは落ち着くかと思ったのですけど、気持ちは晴れません。
前回の入院は、その期間も長かったこともあり、小さいことから大きいことまで、その度、当時の師長さんや主任さんに話を聞いてもらいました。
Dr.Greenにまで、ぼやいたことも一度あります。
それでも、何の改善も回答もなかったら、意見箱に投書しました。これはインパクトがあります。
院長にダイレクトに伝わるからです。
何通、投書したことか。
今回は最短2週間の入院だから、さすがに大人しく帰りたいと願っていました。何も起こりませんようにと祈っていましたが、退院を目の前にして、残念です。
このまま黙って退院しようかと思いましたが、何だか後味が悪い。
Dr.Greenがいつも「自分を大切にして」と言ってくれていたし、あの時、話しておけばよかったと帰ってから後悔しても、なす術はない。
自分のメンタルケアを優先しようと、迷いに迷って
主任看護師デージーさんに打ち明けることにしました。
主任に昇格してから、一層忙しくなったデージーさん。時間を作ってくれました。
談話室の片隅で「ほたるさん、どうしましたか?」
デージーさん、相変わらず美しい。そして、年齢不詳。
ことの顛末を正直に話しました。
「それは大変申し訳なかったです。本人にしっかり伝えます」
「デージーさん、今度ばかりは大人しく帰りたかったんです。たった2週間だしね。それに、前回は、散々色んなことを言わせてもらったので、さすがに…」と言うと、デージーさんは苦笑い。
デージーさんの脳裏には、どんな事件が浮かんだのかな。あのことかな。このことかな。
私も1年前のことが蘇りました。
「マスクをしてなかったのは私に非があります。それは認めます。
誰とどんな話をしていて、どんな様子なのか、状況を知って欲しかったです。そこをわかっているのか、いないのかは大きな違いだと思います。
看護師の方は、患者さんのことをよく見てますよね。プチグレンさんはちゃんと見ていて、その上で、あのような言い方をしたんだろうか。だったら、もっと違う注意の仕方があったのじゃないかなと思うんです。言い方ひとつなんですよ」
デージーさんは、私の目をしっかり見て、耳を傾けてくれます。
「これって、YMOさんへの対応にも通じることだと思います。YMOさんが何を訴え、知りたいのかをちゃんとキャッチしていたら、彼女が更に不安になることはなかった。
聞く力と言い方がとても大事かなって」
デージーさん「ごもっともです。私ども、上の人間の指導不足です。申し訳ありません」
続きます