こんにちは、ほたるです。


前回に記したことと重複しますが、記録しておきます。

6月6日、退院後、2回目の外来リハビリに行ってきました。

この日のリハビリの内容は、なかなかきついメニューでした。ですが、想定内です。

何をやったかと言うと、お尻の筋肉がどれだけあるかを確認します。

うつ伏せになり、今回手術した左足を90℃に曲げて、ももを上げます。

上がりません。

担当PTバジル・トマトさん「これが持ち上がらないと、ほたるさんちの階段は、とてもじゃないけど、昇ることはできませんよ」手厳しい。

はい、はい、わかってます。

先制攻撃受けました。

そこで、出された宿題です。

仰向けになります。

膝下に丸めたタオルを置いて、タオルを思いきり、潰します。この運動は、お尻に力を入れながら、潰すというより、押し付けることがポイントだと思いました。

元の生活に完全に戻るには、まだまだ時間がかかります。

人工股関節を自分の物にしない限り、思うようには動かせないと、改めて感じてます。

入院中はほぼ痛くなかったのに、あちこち痛みます。

「家に帰ったら、あちこち痛くなるからね」と言われていたので、想定内。

痛み止めに頼ります。


では、振り返ります。

2024年5月23日

いよいよ、退院の日となったわけですが、自宅に帰る気がしない。前日の夜、荷造りしたけど、まだ病室に居残りのような気がしてなりませんでした。

テンションは平坦。

そもそも入院3週間の予定でした。

ところが、突然、2週間で帰っていいよと言われて、焦りました。何を焦ったかというと、お迎えを誰にお願いするかです。

前回とはまったく違う意味で、心がついていってない。


さて、退院日のリハビリは8時50分から。

午前に退院しようが、午後に退院しようが、8時50分。


病棟最後のリハビリのメニューは、家に帰ってからの注意点。ダメ出しでございます。

転倒しないこと。脱臼しないこと。

無理はしないこと。まずは、家に慣れることから始めて、少しずつ家事をすること。

女性は、どうしても家のことが気になってしまい、つい無理をするから。

そして、ストッキングの履き方の最終確認。

椅子に浅く腰掛けて、術足のつま先を上げる。

そのつま先に、左指先が届くか。

右指先が届くか。両手指先が届くか。

届けば、ストッキングをつま先にひっかけ、ストッキングの踵を合わせたら、あとは、力技で引き上げる。

左手は届いたけど、右手はもうちょっとのところで、届きませんでした。

で、ストレッチを教わります。

右脇を伸ばすと、右手が足先に届くらしい。

両手を前に伸ばし、手のひらを組みます。

左の肘を左方向へ曲げながら、右腕を左へ伸ばします。案の定、右脇が固かった。

そのストレッチを3回行ってみると…。

あれ?届いた。

「これで、ストッキングも靴下も履けますね。今日は、これで終わります。うるさく言うようですが、転倒にはくれぐれも注意してくださいね」と、念を押され、部屋に戻ってきたのは9時20分頃。

リハビリに行く前に荷造りは終わっていたので、着替えるだけ。


お迎えが決まらないと、退院日を決められません。

このお迎えを決めるのに、すったもんだありました。入院日はあらかじめ決まっているので、入院の付き添いは家族にお願いできたけど、退院の迎えは、急に決められないことが最初からわかっていたので、プランを三つ用意していました。

Aプラン、二男

Bプラン、友人

Cプラン、サポートタクシー(福祉タクシーや介護タクシーとは違って、荷物を運ぶだけのサービス)


お迎えを決めるのに、すったもんだありました。

私の第一希望は息子でしたが、友人にお願いしました。


ということで、最速で退院したわけですけれど、術後1か月半の状態はどうかと言いますと、左そけい部に若干の強張りや張り感が出てきたことと、家の階段を昇ること以外、左足の調子はよいです。

冒頭に記したように、家の階段を一段一足で昇るには少々時間がかかりそうです。


そして、大きな課題が正座です。

右足の筋力は戻りましたが、前太ももに強張りや張り感が残り、それが邪魔をしてまして、一年半経って、ようやく、ぎりぎりできるかできないかまでは回復しました。

しゃがめないのは、結構ハンデがあります。


私の最終的な目標はテニスに復帰すること。

バドミントンも再開したい。

それには、ボールを追いかける力が必要で、全速力で走らないといけないです。

テニスもバドミントンもフットワークが命。

いつ再開できるようになるのか、先は見えないけど、あきらめないぞ!


今回の入院、手術の記録は、これで終わりますが、入院中の出来事がいくつかあるので、次回は、そのエピソードをいくつか上げていきたいと思います。