こんにちは、ほたるです。


今日は3人目の入院さんの股関節のオペ日です。

彼女は糖尿病があり、インシュリンを打っていて、ハイリスクです。

この病院の人工関節センターは、このようなハイリスクな患者さんや、他の病院で断られた患者さんも受け入れています。

私も脾臓がないというハイリスクだけど、Dr.Greenは受けてくれました。

リウマチ専門医や糖尿病専門医がうしろに控えているから、受け入れることができるのです。


さて、私は5月7日に入院しましたが、お部屋の方達と打ち解けるために心がけたのは、明るい挨拶です。大人として当たり前なことなんですけどね。

前回の入院では、人間関係が原因で不安発作を起こしたので、まずは自分から挨拶しようと思いました。

入院当日通された部屋は、先日面会に来てくれたFちゃんが入院した同じ部屋で、尚且つ、同じベッドでした。

カーテン締め切りだったら嫌だなと思いましたが、幸いにも、開け放してあり、風通しがよかった。自然と打ち解けました。

私の隣のベッドの中さんから「術後2日目なのに、元気ねー。私、そんなんじゃなかったわ」と、驚かれました。前回と違い、吐き気や嘔吐はなかったから、体力が残っていました。

しかも中さんから「ほたるさんは、なんでそんなに看護師と仲がいいの?」と言われてしまい、隠せないな、この人達は一日、二日で退院するからと、前回の入院のことを正直に話しました。


そして、5月13、14日と入院したお二人とも、あっという間に友達のようになり、カーテン全開で、昼間はおしゃべりして、大声で笑い合う。

14日入院の朱鷺さんは81歳。行動が、私の母によく似ているので、お母さんのような親しみを感じました。

うちの母は、後先考えずに思ったことをやってしまいます。朱鷺さんも思いもかけないようなことをやってしまいます。だから、つい「朱鷺さん、何やってるの?どうしたいの?」と、声をかけ、手を出してしまいます。

朱鷺さんに「うちのお母さんがいるみたい」と、お母さんと呼ばせてもらいました。


さて、足の具合はどうかと言うと、前夜から右足が痛くなってしまいました。

雨が降る前は、必ず痛みます。古傷が痛むというか。


11時頃、Dr.Greenがお部屋にやって来ました。

「先生、本当に退院していいんですか」と聞いてしまいました。

「そうね、22日のレントゲンで最終チェックしてからだけど、なんなら翌木曜日でもいいよ」

でも、杖で立っていた私に「杖になったの?」と言われてしまい、先生、杖歩行になったから、退院していいよって言ってなかった?

「お迎えの手配ができないので、退院日を決めることができないんですよ」

「そんときは、相談して。週末まではこの病棟にいられるからね」

「先生、ありがとうございました」と、深く頭を下げました。

先生はニコニコしていました。

久しぶりに見る先生の笑顔でした。


この日のリハビリです。

退院に向けて、追い込み。

まずは歩様確認。

どうやら、頭が右に揺れるらしい。

本人は自覚なし。

ベッドにうつ伏せになり、足を横に開く、閉じるを10回。

骨盤の下にテニスボール大のものを入れて、それを潰しながら、腿上げ10回。

仰向けになり、左を下に横向きになる。

傷か痛い。

「傷周りをさすったり、押したりして、圧をかけると、横向きが楽になっていきますよ」


バーに移動する。

立位で、左右に体重移動する。

左には、うまく体重を乗せられない。

「骨盤と大腿骨を一直線にして体重移動してください」

次は、バーと平行に立ち、膝をまっすくにして、横にスライドさせます。

左足を右に寄せる時、傷周りが重く感じ、スムーズに右に寄せられない。

左へスライドするのはできた。

歩様確認して、終了。