こんにちは、ほたるです。


病棟にいると、季節の移り変わりがわかりません。

庭に咲いてるバラはどうなってるのかな。


さて、今日も入院さん一人。

膝の手術です。

ショートスタイルのシルバーヘアが美しい上品な方で、とても話しかけやすくて、すぐに打ち解けました。

6年前、股関節の手術をなさったそうです。その時、「この感じだと、膝もやるようだね」と主治医に言われて「その通りになっちゃった。股関節専門の先生なのに、なんで数年後の膝のこともわかるんだろうね、予知能力でもあるのかしら」と、冗談を交わしました。

なんと、主治医はDr.Green。


午前リハビリは、傷周辺の凝りや張り感が強かったので、杖歩行の練習はそこそこにして、ほぐしをメインにやってもらいました。

リハビリを終えると、シャワーです。

浴室の椅子に座るまで、介助の看護師が見守りしてくれます。この日、傷周辺と太ももから膝下にかけて、内出血しているのを見つけてくれました。

自分からは、わかりにくい場所だったので、全然気がつきませんでした。

血液をサラサラにするお薬を飲んでるので、内出血は要注意です。

「先生に報告しておきます。後で、診ていただきましょう」

シャワーから上がったら、お昼で、午前中は慌ただしく終わりました。


午後リハビリは、廊下を10メートルを2往復して終わり、引き続きほぐしメインでした。


夕食後、Dr.Westがやって来ました。

「内出血してるって聞いたけど、ちょっと見せて。

この程度なら、まぁ、大丈夫か。様子をみよう」

こういう時、みに来てくれる先生は、Dr.Greenじゃあありません。


そして、夜8時頃、現れたDr.Green。

「どう、大丈夫?メンタルは?」と言ってくださって、「メンタル、だめだめです」

息子のことで、悩んでると話しました。

「そういう時は、怒るか放っておくか。怒るのは、反発されるリスクがあるかな。ほたるさんがどうしたいかが大事だよ」

気持ちがちょっと軽くなったので、先生をからかいたくなり「先生って、おもてになるんですよね」と言ってみました。

そうしたら「うん。70代の人にモテるよ。僕も患者さんが大好きだしね」と、嬉しそう。

それを見て、私が笑ったので「笑顔がいいよ。笑って、笑って。笑顔でいこう」と言いながら、去って行きました。

人生相談にも乗ってくれるDr.です。



庭のバラです。

5月2日に撮った写真です。

今年は虫にやられて、花芽が少なかったです。

早めに消毒すればよかった。