こんにちは、ほたるです。


手術当夜のことをアップします。

オペ室から、全身ガタガタ震えながら、お部屋に戻りました。


全身麻酔の手術は、これで4回目なんですけど、こんなことは初めてです。

オペ室で「39°1」という看護師の声が聞こえました。自覚症状は身体が震えただけで、まったく自覚症状はありませんでした。とにかく、震えが止まらない。


お部屋に戻って、電気毛布をかけてもらって、やっと落ち着きました。フットポンプを両足先に付けたり、術足を箱の中に入れたり、点滴を繋いだり、ホルター心電図をつけたりしたあと、前回お世話になった看護師もベッドサイドに来てくれました。

ハイタッチしました。

若手の看護師は、手を握ってくれ、喜んでくれました。

どうして、みんなやって来てくれたのかなと不思議に思いました。

その理由は、後にわかることになるのですが。


点滴は痛み止めと補液と止血剤でした。

止血剤が身体に入ってきたら、吐き気が始まりました。止血剤は合計3本で、6時間後、12時間後にありました。また、吐き気と闘うのかと身が引き締まる思いでいましたが、ゆっくり落としてもらったので何とか凌ぎました。

苦しいことは我慢せず、ちゃんと看護師に言った方がいいと思います。

治しにきているのだから、我慢することはない。

我慢するしかないこともあるのでしょうが、それでも、改善できることは要求するものだと、私は思いました。


痛み止めも副作用として吐き気が出ますが、それについては、手術中から吐き気止めを入れてくださいました。また、オペから帰ってから、メッシュに入ってる痛み止めの中に、吐き気止めを混ぜてくれたそうです。

おかげで、あの辛い吐き気と嘔吐は回避できて、身体はとても楽でした。


とは言え、やはり時間が経つのはゆっくりで、朝が来るのが待ち遠しかったです。


吐き気嘔吐の苦しさはなかったけど、腸の運動が激しくて、キリキリ痛かったです。それは予想外でした。

水をたくさん飲んでねと言われていたので、頑張って飲んだのが、腸を刺激したようです。

痛い、痛いと叫んでしまいました、

同室の方、すみませんでした。

お通じもたまっていたこともあり、お腹の張りもありました。


7時ごろ、母に無事終わったことを連絡したら、これまでよく我慢してきたね、強い子だよ、頑張ったねと労いの言葉をもらい、涙出ました。

普段、母はこのようなことを言わない人なので、なおさら嬉しかったです。


そして、気が緩んだら、やってきたのは不安発作。

緊張した後、ほっとすると、私は不安発作を起こしやすいのです。


ドキドキしてきて、そわそわし始めてしまいました。幸い、夜勤さんがとても優しい人で、忙しいのに、話をしっかり聞いてくれ、お薬も効いたので、約1時間くらいで、おさまりました。


さて、前回のブログに書いたと思いますが、手術が終わり、お部屋に戻ってきて、顔馴染みの看護師が次々とベッドサイドに来てくれたのは、驚きましたし、嬉しかった。

みんな気にかけてくれてたんたな。

ドクターの指示が出ないと、こんなことは勝手にできないからね。

先生、ありがとう。


前回もスタッフにたくさんお世話になったことの恩返しは、手術が成功し、私が元気になって、退院することなんだと、つくづく思います。


片足しか手術できず、ずっと難儀してたけれど、こうして、無事に終わったことで、人生の再スタート地点に立つことができました。

入院前に立てた目標に向かえる喜びがじわじわとやって来ました。


その前に、しっかりリハビリしないとね。

まずは、車椅子自立。