こんにちは、ほたるです。


手術まで、あと10日。

2月20日に手術日を決めてから、当日までかなり日にちがあるので、ゆっくり準備すればいいやなんて思っていたら、考えが甘かったです。

抜けがあったり、予想外のことが起こったりして、ぎりぎりまで忙しい。


さて、私は40代半ばから11年間、テニスをやっていました。2016年リオ五輪で、バドミントンの試合を観てから、バドミントンもやりたくなり、市主催のバドミントン教室に2016年9月から、約2年半参加しました。その他に地元のクラブにも入れてもらいました。

テニスは思うところがあって、一旦休むことにしました。

テニスとバドミントン。同じラケット競技だからという安易な考えで始めました。が、まったく別のスポーツだということを痛感したと同時に、私はテニスがだいすきだァーというとを再認識しました。

ということで、テニスに復帰しようと思い、インドアスクールの体験レッスンを受けました。

2019年4月下旬のことです。

3年ほどブランクがあるから、以前のように動くことはできないと予想してました。

ところが、予想を遥かに超えて、思うように足が動きません。痛くないのに、動けないのでした。

動かない、動けない。

私の足、どうなってるんだろう。

そして、2022年3月、変形性股関節症であることが判明し、治療は手術一択でした。当日は、やみくもに怖かったです。

そして、現在。

手術を経験しているがゆえの恐怖があります。

同じトラブルが起こらない可能性はゼロではないし、その他の合併症が起こらない保証はない。

それに、麻酔後のあの苦しみを、また味わうのかと思うと、気が滅入ります。

さりとて、逃げるわけにもいかず、入院準備に追われながらも、なかなか気持ちに折り合いがつきません。


ある日、アメリカの医療ドラマを観ていました。

(お決まりの、主役は外科医です)

工事現場で事故が起こり、鉄板がみぞおちに突き刺さった重症患者が搬送され、緊急オペが行われますが、臓器や血管などが傷ついて、なかなか止血処置がすすまず、出血多量で、血圧が低下。アラームが鳴り響きます。

そんな場面になったら、私もオペ中に死んじゃうのかなと突然、恐怖に襲われました。


前回の手術は、出血が多く、止血するのに大変だったと、Dr.から聞いていました。

「ほたるさんの希望を叶えて上げたくて、両足を手術したかったんだけど、身体が持たないと、麻酔科医に止められて、右足だけで終わった」ということを、手術翌日、聞かされました。当時は、何のことか理解できませんでしたが、つまり、そういうことですよねと、今は冷静に考えることができます。

そういうこと?って、どういうことかは言葉にしません。

オペ室で、麻酔科医は司令塔です。

ドクターXのあれですよ。

血圧〇〇の✖️✖️、心拍△△でサイナスって宣言する。あれです。

私の場合、宣言されたかは不明ですけどね。

知りたくないです。


ということで、今回は色々な意味で、前回以上の恐怖があります。

恐らく、Dr.Greenも怖い思いをしただろうから、私より緊張してるのはDr.かもしれない。

でも、あの先生のことだから、きっと前回以上に準備しているんだろうな。何があっても対応できるように準備してありますって、宣言する先生だから。


この恐怖と向き合って、乗り越えるにはどうしたらいいか、ずっと考えていました。

その一つは、Dr.を信じること。

無事終わることを祈る。

そして、目標を立てることです。

最終目標はテニスに復帰することです。

それを口にしたら、息子に言われました。

「実現できそうな短期目標をまず立てようよ」

ちなみに、息子は看護師をやってます。