こんにちは、ほたるです。
振り返ります。
私は月曜日に手術をしたので、毎週月曜日は、血液とレントゲンの検査デーです。
アサイチのサイケツに、午前の早い時間にレントゲン撮影のため外来へ。
車椅子を押してもらいながら外来へ降りて行くと、ダウンコートを着込んでいた患者さんでいっぱいでした。ちょっとビックリ。
まだ12月初めなのに、この寒さ。
玄関のドアが開く度、冷たい空気が入り込んできます。
季節が進んだことを知りました。
病棟にいると、寒い暑いがわからないのでね、
お昼食べたら、寝てしまいました。
そこへDr.Green現れて「ほたるさ〜ん」とでっかい声で起こされました。
寝顔見られたかな。
やば〜い。
「血液もレントゲンも問題なし。沈下もなし。
炎症値は正常に近い0.7でした。優秀、優秀」と褒められました。優等生と言われた理由は、炎症値のことかなと思ったりして。
沈下とは、人工関節が沈み込むことです。
術後初めてレントゲンを撮った時「意地悪な言い方をすると、0.4ミリ沈下してた」と言われました。
だから、レントゲンを撮るたび沈下してないかと、ビクビクしてしまいます。
3週間での退院は諦めたとは言え、順調に回復しているとわかると、やっぱり悔しい。
「メンタルは大丈夫?」と聞かれ、「大丈夫です」と答えたいところだけど「自信ないです」と言うほかないです。
「自分を褒めてね。自己肯定感高くしてね」
「先生、自分を褒めるって難しいです。どうやったら、できるんでしょうか」
「そうだね。日本人は自分を褒めるってことを教わる機会がないからねー。できるようになったことを書き出すのも方法だよね」とおっしゃいます。
毎日発作を起こしているから、できたことがあったとしても発作起こしたことに気持ちがいってしまって、できたことに目がいかない。
思い込みだけでいいから、回復していてよかったと、それだけ考えよう。
午後、リハビリできりんさんに「炎症値の下がり方がすごいですね」と褒められました。
それがすごいことなのか判断する基準を知らないし、まだ現実を受け入れられていないので「あ、そうなんですか」と答えることしかできませんでした。
リハビリを終えて、部屋のベッドで横になっていたら、動悸がしてきました。
嫌な予感がします。
何となくふらつくので、血圧を測ってもらったら、やっぱり高い。
150近くありました。
抗不安薬をもらいましたが、一人になるのは怖いからとステーションに置かせてもらいました。
毎夜、お世話になります。
そばにいた夜勤のナースが手を握ってくれていました。その手はあったかくて、お母さんみたいでした。
彼女、ルーキーなのにできる人です。例の看護師と、つい比べてしまう。