こんにちは、ほたるです。


やっと涼しくなりましたね。

連休明けは暑さがぶり返すのかな。


新潟の海。

退院してから、一度も旅行らしい旅はしていません。この写真は、二男が送ってくれたもの。

現在おひとり様で、気まま暮らしだそうです。

二男は訪問看護師をやってます。

頼りにしています。


本題です。

骨折の超音波治療器セーフスのメーカーは帝人ファーマ。

野球の松井さんやベッカムさんも、骨折するとこの治療器で治したそうです。

効果は骨の再生に有効で、癒合するまでの日数が40%ほど短縮されるらしいです。

骨折が完全に治るのは、3から6ヵ月かかるそうですが、40%短縮されるとなると、かなり早くよくなりますね。

だけど、6週間は免荷です。体重をかけてはいけない。

この治療器は、エコー検査で使用される超音波と同程度の低い出力だそうです。

当てていても、何も感じません。ほんのり温かいと思ったこともありましたが、気のせいでした。

この治療のポイントは、1ヶ所20分間照射すること。その間は、動いてはならないこと。

また、照射点のマークが消えないよう、シャワーの後や治療の後は、必ずマジックなどでマークをなぞっておくこと。


私の場合は3ヶ所だったので、計60分。

この60分間、じっとしているのは、なかなかしんどいものがありました。

スマホで時間潰ししてましたが、同じ体勢はお尻が痛くなる。


メーカーさんの説明では、一日のうちで決まった時間帯に行うと、より効果的ということでした。

24時間経つと、効果が切れていくからだそうです。

決まった時間帯に、60分間動かずいるのはほんとに根気がいります。

それも、毎日ですからね。

でも、私はそれをうまく利用しました。

決まった時間に決まったことを継続するのは、心身の安定や回復に役立つからです。

スポーツ選手でルーティンがあるのは、試合に集中する効果があるからです。

ですから、普段の生活の中で、決まったことを決まった時間に行うのは、オンとオフのようなスイッチの役割りになるのではないかと思います。

私は、この治療器のおかげで、刺激のない入院生活にメリハリがついたと感じています。



恥ずかしいですが、セーフス中の画像です。



黒丸がその治療点です。

セーフスやった?マーク消えてない?と、いつもナースが声をかけてくれました。


本体に繋がってるコイルの先には、丸型の金属があり、そこにジェルを塗ります。
ジェルを塗った金属をベルトの真上の白い部分に差し込んで、本体のホームボタンを押すと治療開始。
この治療器はレンタルで、保険適用です。


この日のメニューは、洗髪に10:30から午前のリハビリと、治療点にマークをつけるためのレントゲン撮影。


夕食後にドクターがやって来ました。

Dr.Greenは、いっつも大きな声で名前を呼びながら、部屋に入って来ます。

しかも、いつやってくるか、まったく予測がつかない。

この日のお話は「ご長男が面会したいと言ってます。コロナの関係で面会は禁止になってるけど、何とか調整しますよ」長男が面会したいって言ってるのか。

お腹が空いて仕方ないので、だめ元で頼んでみました。

「先生、お腹が空いて仕方ないんです。おやつはだめですよね」

当然、却下。だけど「おやつはダメだけど、それに代わるデザート的なものがあるみたいだから、栄養士と相談してみる」と先生。


この日から、常食になりました。

ヤッホー。

メニューが選択できるんです。

朝はパンかご飯か。

お昼と夕食は、お魚かお肉か。

メニュー表を持って来てもらい、それを見ながら、お肉にする?お魚にする?

パンにする?

と、気持ちが高揚しました。

(制限食の方は、残念ながら選択できません)


夜8時頃、帝人の営業さんがやって来て、セーフスの説明を受ける。


忙しい一日だった。昼寝したかったな。