こんにちは、ほたるです。


痛みの原因が筋肉ではなく股関節で、症状は悪く、完治するには、手術するしかないと告知されて、2か月ほど、抑うつ状態になりました。

朝まで寝付けない、目覚めても、なかなかベッドから出られないというか起きたくない、悪魔を見るなどの睡眠障害に、食欲や意欲の低下、パニック発作を起こすなど、ふさぎこんでいました。


初めて見たレントゲン写真は、自分のものではない、クリニックが誰か他の人の写真と間違えたのだと

思い込もうとし、自分のことではないと否認しました。

だから、この病気に関することは一切触れたくないと、心を閉ざしてしまいました。


人工股関節置換術は変形した骨頭を切り、大腿骨に穴を開けて、人工のものに置き換える手術と知り、とても恐ろしくて、手術は筋肉を切って、股関節を露出するのだと思ったのです。

怖くて仕方ありませんでした。


それに、7歳で経験した交通事故での手術のトラウマがあるので、手術そのものに強い恐怖を感じると同時に、あの時の恐怖が蘇り、フラッシュバックを起こしました。

事故に遭った私は、ドクターから「覚悟をしておいてください」と言われたと、後に両親から知らされました。死にかけていたのです。

ですから、身体にメスを入れられたくないと、心が強く拒否しました。


病名を告げられ、H医師の初診を受けて、ようやく否認する心から現実を受け入れていこうと、心が少しずつ動いていきました。

この間、約2週間。


そして、病気のこと、手術のことなどを知りたいと思うようになり、YouTubeを観て、情報を探すようになりました。


2回目のH医師の診察が5月23日でした。

病気を否定する気持ちから、受け入れていこうと心が動き始めて、丁度2か月が経っていました。