〜ブログ710日目〜
モヤっとした抽象的なことが形でわかると人は救われる
今日はそんなお話
それでは行ってみよう！
本日は
義父の一周忌でした。
名古屋から
義母がお骨を持って
大分にやって来た。
私の妻は一人娘。
私が大分に帰る時
妻も一緒に大分に入り
名古屋の妻の実家は
義父と義母の
二人暮らしに
なってしまった。
その義父が
昨年亡くなり
義母は
独り身になった。
義母は
大分に来ればいいのだが
名古屋から
離れたくないらしい。
義父は次男のため
いつか墓を建てる予定
だったが
私の方が先に
大分のお寺の納骨堂を
購入してしまった
でもって義父は
そこに入る
ことになった。
家長(家の承継者)しか
墓の永代使用権がない為
義父や私や
世の中の
次男や三男や弟たちは
自ら墓を作る
もしくは納骨堂を買う
ということになります。
この慣習は
家長以外(弟)にとっては
大きな出費となり
どうなん？
ってなります。
ですが
誰でも彼でも
同じ墓に
入っちゃうと
間違いなく
トラブルの原因
にもなるので
私的には
OKな慣習
と考えてます。
シンプルに
墓地は増え続け
それだけ
場所や管理が
必要となる。
コレは
宗教問わず
いつか大きな
社会問題になるはず。
ですが
納骨堂なら
墓のように場所もとらず
お金払って
契約すれば
契約期間内は
代理で
永代供養してくれるので
残っている家族にとっても
便利なシステムなのです。
そんな便利なシステムを
義父より先に
私の方が購入したため
義父は
こちらの納骨堂に
入ってもらう
ことになりました
ウチんとこの
お寺さんの中にある
納骨堂なので安心
しかも
私も妻の実家も
お寺さんは
ともに
浄土真宗でお東さん。
鎌倉時代の
民衆のヒーロー
親鸞さんが開いた
浄土真宗。
私でも
念仏唱えたら
極楽に行けるのだから
素敵な宗教です♪
お東さんとお西さんは
信長きっかけで
別れちゃったけど
まぁ同じ真宗だし
今となって違うのは
仏壇ぐらい。
と
今コレを書きながら
思い出した。
北野武映画
『首』を見に行かねば！
それはさておき
納骨はいいとして
法要も
ウチんとこのお寺さんに
相談したら
義母さんさえよければ
大分に来てもらって
こちらで
一周忌法要しますよ♪
と言ってくれた。
お言葉に甘えて
そうさせてもらいました！
無事
法要できました♪
昨日と違い
大分も寒くなり
そんな中
名古屋から
お骨を持って
来てくれた義母が
法要後
こちら様でおかげで
私もようやく
肩の荷がおりました。
と
ほっとしてました。
そうだよね〜
残った遺族って
法要やら納骨やら
お墓管理やらで
何かと
気を配ります
本当は
魂のことなので
そんなもん関係ねぇ〜
心の中で偲んでれば
問題ねぇ〜
と
言えるのですが
実際に
こうやって形式として
あることで
自身のケジメとして
心が整い
気持ちを入れ替える
ことができます。
何かわけのわからない
魂の世界を
形式や言葉や偶像や
建物や作法などで
目に見え
わかるようにした
ありとあらゆる
宗教って
本当に有難いです。
モヤモヤとした
抽象的なことが
目で見て
わかるようになると
やることがわかり
人って救われます。
今回いろいろと
受け入れてくれた
ウチんとこのお寺さんには
本当に感謝です。
そして
今のいままで
義父さんを
見守ってきた
義母さん
本当に
お疲れ様でした。