〜ブログ668日目〜
好きこそ物の上手なれ!
今日はそんなお話
それではいってみよう!
好きこそ物の上手なれ
そんな言葉がある。
これを実感した
仕入れ出張でした。
先日から
仕入れ出張で
東京に来てます。
IOFTという
メガネ業界の
仕入れ展示会にきました。
昨日ブログにも
そのことで触れましたが
何かを仕入れようという気に
全くならない・・
商品のデザインや品質が
問題なのではなく
それを
オススメしてくる
「人」が問題なのです
仕入れなので
私たち小売業にとっては
「買い場」です。
もちろんこっちも
仕事で来ているので
仕入れ目標というのは
設定して来場してます。
ゼロで終わるわけには
いかない!
そんな気持ちで
臨んでます
ですが
そうは言っても
私も人間です。
気持ちよく
仕入れ(買い)たい
じゃないですか〜
ゆっくり展示品を見て
その商品を見ながら
自店のお客様の顔を
思い浮かべ
どのようにして
その商品が
お客様のお役に立つのか
想像して
手にとって
吟味したいですよ〜
ところが
日頃から
お世話になってる業者の
ブースでは
担当者が来て
テーブルに誘導され
新作です!と
オススメされたり
海外業者のブースでは
対面でじ〜っと
見つめられ
何か欲しいものありますか?
と圧をかけてきます。
草食動物を狙う
肉食動物にように
そこはすでに
「買い場」でなく「狩場」
となってるのです。
決して笑顔でなく
ココで売らねばならない!
という
妙な必死さが
ヒシヒシと
伝わってくるのです。
そういう時に私は
「じゃコレを定価で貴方の大切な家族にオススメできますか?」と聞くと
ほとんどの
営業マンは
何も回答がありません。
自分の大切な人に
ススメたくない商品を
私にススメて
それを
私のお店に来たお客様に
オススメできるか〜い
買えるか!
ほとんどの
ブースがそんな感じ。
結局
片手分ぐらいの
本数しか仕入れず
私も逃げるように
展示会場を去りました。
次に
独自で
仕入れ展示会を開いている
業者のところへ行きました。
結果からいうと
ここの業者では
数十本仕入れました。
この会場の業者は
「買い場」を通り越して
「語り場」のような
営業をしてきます。
もう
私が大好きな商品を
説明させて〜!
どうして好きなのかを
説明させて〜!
なぜ今それなのかを
説明させて〜!
なぜ貴方(私の店)になのかを
説明させて〜!
というのが
ビンビン伝わってきました。
本当にこの人は
この業界が
この仕事が
この商品が
好きなんだ〜
が
ビンビン伝わりました。
そこまで
ニコニコ情熱的に
説明されると
ついつい私も
聞く姿勢になってきます。
話は盛り上がり
お互いの将来を
語る時間帯になると
もう私も
その商品を
自分ごとのように
良さを語ってました。
一緒になって
企画プロジェクトしよう!
なんて話で
盛り上がりまくってました。
気づくと
結構な本数を仕入れた。
やっぱり
好きな人の話って
興味湧きますよね!
決して
営業スキルが
高いわけでないが
気づくと
そんな人から
まあまあ
買っていたりします。
「〜したい♪」が
伝わってきます。
売れない営業をする人は
「〜ねばならない」精神が
ヒシヒシと伝わる。
今回の出張で
自分が買う立場になり
改めて
好きこそ物の上手なれ
という言葉に
身に染みました。