〜ブログ498日目〜

 

指輪のサイズ直しを教えます

 

今日はそんなお話

それではいってみよう!

 

 

自己紹介=ブログ管理者=

着け心地の良い
ジュエリー

こよなく愛する
浦田俊策と申します。


よろしくおねがします。

 

 

先日

結婚指輪の接客の時に

 

指が太くなったら

どうなりますか?

 

問い合わせがありました。

 

 

 

当店では

指のサイズが

大きくなった時に

 

最初の1回目は

無料サービスで

指輪を大きくします。飛び出すハート

 

 

 

指輪を大きくする時に

2つの選択肢があります。

 

 

 

1つ目の選択肢は

新品交換です。

 

 

今まで使っていた指輪を

引き取り

 

新しく同じデザインの

指輪を

 

お客様の指のサイズで

交換しています。

 

 

ただし

これには条件があります。

 

製造元が現在でも

この指輪を生産している

ということです。

 

 

製造中止や

製造元がなくなった時は

残念ですが

 

同じデザインの指輪を

新しく作ることが

できないからです。

 

 

 

2つ目の選択肢は

サイズ直しです。

 

これは製造元が

あろうがなかろうが

生産できなかろうが

関係ありません。

 

今使っている指輪を

リペアして

大きくします。

 

 

 

 

ではどうやって

大きくするのか?

 

 

指輪の宝石が無い部分を

「腕(orアーム)」と

呼びます。

 

 

 

 

腕の一番下を

糸ノコで

真っ直ぐ切ります。

 

 

 

そして

お客様の指のサイズまで

直径を広げます。

 

 

 

 

広げて

空間になった箇所に

 

同じ素材の金属を足し

埋める作業します。

 

 

埋めたら

つなぎ目を綺麗にして

サイズ直しが

完成するのです。

 

 

 

 

 

 

幅の広いデザインの

リングの場合でも

同じ作業をします。

 

 

 

やはり

腕の一番下の箇所を

切って広げて

同じ素材を足して

サイズ直しをします。

 

同じ素材を足す時

腕の切った箇所の幅で

足していきます。

 

 

 

 

サイズを小さくする時は

 

お客様の指のサイズの

直径にするため

 

腕の一番下を

2箇所切って金属を取り

 

切った箇所を繋げ

つなぎ目を綺麗にする

作業をします。

 

 

 

こうやって

指輪のサイズ直しを

しています。

 

 

 

ところが

サイズ直しができない

もしくは困難な

指輪があります。

 

 

 

全ての周に

宝石が入っている指輪は

サイズ直しが無理!

 

 

 

 

全ての周に

違う素材の金属が

重なっている指輪は

 

サイズを

大きくすると

 

どちらか一つの

素材の金属で

足さなければならない。

 

 

小さくする時も

切れ目を繋ぐ時

 

つなぎ目を

綺麗にすることは

できない。

 

 

 

 

 

なので

この手の結婚指輪は

 

デザイン性もあり

人気はあるが

 

もし将来

指輪のサイズが変わったら

対応が難しいのである。

 

 

 

そこまでサイズ直しして

今まで愛着のあった

指輪を切りたいくない

 

という方は

 

ネックレスに通して

ペンダントトップに

されている方もいます。

 

 

 

なので

将来の指輪のサイズまで

考えずに

 

今好きなデザインの

指輪を

選んでいきましょう!