一昨日の夜から昨日の午前中まで景気よく雨が降ってくれてましたが、そろそろ梅雨入りなのでしょうね。

 

これまで梅雨と言えば家の中でウ〇コをしなくて雨に濡れてもしないケンに苦労させられたものでした。

 

歴代のケン専用車に乗せて雨に濡れない場所まで何百回行ったことやら…

 

 

「介護大変でしょ?介護されてる飼い主さんはみんなフラフラになってらっしゃるので…」

 

と、かかりつけの動物病院の看護師さんに言われたのですが

 

私は「意識して楽しむようにしています、私が疲れていたらケンも楽しくないでしょうから」と答えたのでした。

 

 

私にまだこの余裕があるのは認知症が進行したり、脳梗塞から歩行が困難になった祖母を長く介護させてもらった経験があるからですが、

 

ケンに関しては先に書いたトイレにしてもそうですけど、若い頃から既に何かと手のかかる子だったんです。

 

だから今も私にとっては大幅な負担増って感じではないんですよね。

 

先日もオフ会に参加したように、今のケンが可能な範囲で以前と同じように外に出てますし。

 

歩けないからって、ずっと家に籠ってたら私なら楽しくありませんから。

 

そのオフ会で再会した車椅子を利用されてる飼い主さんだってキャトルのJちゃんを連れてクルマで全国各地のライブ観戦に行かれてます。

 

オフ会の時だって「昨日、福井に行ってまして、そのまま来ました」と言ってらっしゃいましたからね。

 

やっぱり可能な範囲で外に出ないと。

 

 

 

で、そのケンですが

 

淡路島や名古屋にお出掛けした後のような驚異的な回復は無くなってきました。

 

 

 

でも歩行器に乗せたらスタート地点から前足を交互に前に出すのは、やっぱりオフ会の効果かもしれません。

 

 

 

でも横になった状態から上体を起こすのは日によって出来たり、上手く出来なかったり…

 

 

 

これだって昨年の晩秋から今年の春まで出来なかった事が再び出来るようになっただけでも喜ぶべきであって、出来るのが当たり前とは思うべきではないのでしょうね。

 

 

 

 

それで…

 

先日のオフ会でMくんのパパさんが訓練士でもあるFちゃんのパパさんから「次もまたキャトルを飼いますか?」という質問をされて、すぐに返答出来なかったと言ってたのですが、

 

 

 

実はこの質問、先月に下見も兼ねてお邪魔した際に私にも同じ質問をされたんです。

 

その時は私は「また飼うでしょうね」と即答したんですよ。

 

介護が必要になってからの日々が濃すぎてケンが若かった頃の記憶がドンドン消えていっているものの、私はケンに犬の世界や業界を教えてもらいましたからね。

 

それにキャトルだから出来た、たくさんの人との出会いも私の財産です。

 

集まろうと声をかけたら遠方からも駆けつけてくれる飼い主さんたちだってキャトルの飼い主だからこそです。

 

こういった繋がりも大切にしたいですし、ケンを通じてインプットしたものをいつかアウトプットしたいという気持ちもあります。

 

そう、日本一とは言いませんが、日本で三番目くらいに人にも犬にもフレンドリーで訓練競技会でもケンが獲った成績をブチ抜くキャトルを育成してみたいという、自分よがりの考えもあります。

 

ケンでもう、荒くれ者の扱いも少しは慣れましたし、同時に咬まれることにも慣れました。

 

3月には淡路島でMくんに背後からふくらはぎをガブッと咬まれましたけど、「あぁ、この感覚(痛み)久しぶり」くらいでしたから。

 

 

すると、こんなドMの変態は私だけでは無かったようで、今回参加した飼い主さんやキャトル会のグループチャットに参加している飼い主さんたちの大半が「またキャトルを飼います」と言ったのでした。

 

扱いは難しいですが、それだけ魅力がある犬種なのでしょうね。