西暦2022年五月のある日。
京都祇園(ぎをん)にて!!
ある女の子と出会う!!
実はその頃、淡路島の伊弉諾神宮(イザナギジングウ)で買った【古事記】をよく読んでいて、イザナギから生まれる尊い三人の神様、【天照大御神(アマテラス)】、【月夜見命(ツキヨミ)】、【建速須佐之男命(スサノオ)】を初めて知った頃であった。
しかしながら、まだまだ古事記について勉強不足で、うろ覚えの箇所も多々あった。ましてや、神代の時代の話であるので、その物語自体をファンタジーと捉えていた。
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今(2024年)、その当時のことを振り返ると、根の国(黄泉の国=死の国=四国)に居た、私はスサノオで、高天原(京都祇園、シオンの丘)に居るアマテラスに挨拶に来た!!というストーリーに当てはまるのである。
※私は新宿歌舞伎町に居た頃に、人気のあるアニメには現実のモデルがある!!ということを知っていた。つまり、【世界線】という概念があることを知っていたが、【古事記】の世界線をスイスイと泳ぐ(配役を演じる)には知識が足りなかった。
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そんな時、祇園のとある居酒屋で【江守(えもり)さん】という呉服店の店主という肩書きの人(男性)と出会う。
夜の帳(とばり)が下りる。
その時の私は何も分かっていなかった。
【虎穴に入らずんば虎子を得ず!!】
江守「君に紹介したい女の子が居る!!
次の店に行こ行こ!!」
居酒屋で意気投合して、次の店に連れられる。高松市(香川県)でも似たような出来事があった。二度目だ。
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次の店に行くと、江守さんは上機嫌だった。
我々の席に女の子が付き、会話をしたり、カラオケを歌ったり、その場を愉しんだ。
しかし、江守さんが紹介したい女の子は、その日は居なかった。
宴が終わり、私は江守さんの自宅に泊めて貰えることになった。その前に、MKタクシーの人と江守さんのひと悶着があった。江守さんは額に三角形を両手で作って額を擦り付けて土下座して謝った。
タクシーで壬生(みぶ)に向かい、泊めて貰った。
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翌日は【知恩院】に行くように、と江守さんに言われていたので、その指示に従った。
知恩院では、江守さんが前日にやっていた所作で参拝を行った。(【テレパシー】と【空気を読む】というのは何となく似ている。会話がなくても、相手の考えを察することである。)
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数日が経ち、江守さんと約束した日に、あの呑み屋に向かった。店に入ると、江守さんが手招きし、「こっちこっち!!」と呼んだ。
江守「佐野くん、今日は【ユカちゃん】来てるらしいよ!」
しばらくすると、準備が整い、ユカちゃんが我々の所に来た!! 彼女の顔と、古事記に書かれている漫画を見比べ、“そうか、彼女は天照大御神か櫛名田姫(クシナダヒメ)のどちらかだな?!“と思った。
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ユカ「あなたはキツネに取り憑かれています。キツネを祓(はら)ってから、私の所に来て下さい!!
いや、何なら私が今祓ってあげましょか?」
ユカちゃんは私の首からさげている黒い数珠を取り上げ、ソレを握りしめ、私の胸をバンバンと叩いた!!
私にとって、白狐は、私の守り神であるので、彼女の行動にイライラした。(そして、白狐を祓われてなるものか!!)と思った。
(古事記にて、スサノオがアマテラス様に会いに高天原に行った時、男性のように猛々しく武装したアマテラス様を見た時、スサノオはどう思ったのだろうか?)
そんな最惡の出会いが彼女との出会いだった!!
(つづく)
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♥サムネイル画像:
🍀其の四、 薬屋のひとりごと!!
🍀其の十一、 ワンピース考察❕後半!!
🍀其の十二、 古事記!!