道は常に目の前にある
但しそれは
先人の拓き築き上げた道


その功績への賛同の念をもって
先人の足跡を踏み固めて
更なる後身の礎となる
それも一つの心

一歩横にずれて道の間口を拡げ
先人の拓けなかった
道を添わせる
それも一つの心

向きを変え道の分岐を拓き
先人との対峙を望み
新たな歩みを試みる
それも一つの心


何士(なんじ)よ
いかなる心の上に立ち
志をなし得よう