暁の空に 舞い上がる鳥の
緩やかな旋回に 瞳を見開く
閃いた胸を 囀ずりが煽る
波打って湧いてくる 幼い情熱

羨むばかりの気持ちを軽く脱いで
新しい一歩を踏めたなら

弾む鼓動まで 磨いて曜こう
この思いを きっと 力に出来るはず
弾む鼓動まで 磨いて曜こう
この手で創ってみよう 零からの未来


隙のない雲と 降りしきる雨に
捕らわれた時にさえ 希望を捨てない
似たように独り 濡れている友を
隣へと手繰り寄せ 育てる情熱

自慢の笑顔で疲れを洗い流し
新しい勇気を比べ合いながら

風に揉まれても 競って生き抜こう
この絆を きっと 力に出来るはず
風に揉まれても 競って生き抜こう
この手で創ってみよう 零からの未来


晴れ渡る空に 一面の陽射し
温もりを受け止めて 息吹きが膨らむ
果てしない道に 顔つきが冴える
楽しんで乗り越えて 深める情熱

自信に染まって標を渡り続け
新しい自分を永久に追うために

虹を振り撒いて 大きく羽撃こう
この拳を きっと 力に出来るはず
虹を振り撒いて 大きく羽撃こう
この手で創ってみよう 零からの未来



【解説】当記事の歌詞は、地元の美容学校の校歌を想定した作品。美容師の命でもある手を意識しながら、なるべく手に関係した漢字や言葉を当てました。

【読み方の補足】
閃いた=ひらめいた 囀ずり=さえずり
曜こう=かがやこう
手繰り寄せ=たぐりよせ 永久=とわ
羽撃こう=はばたこう