お姫様のお散歩日記

お姫様のお散歩日記

徒然なるままに
気が向くままに


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                    中国地方を襲った梅雨前線の襲来


                             その中


                  広島に未曾有の災害をもたらした集中豪雨


                       備後 安芸を治めた浅野氏
                     42万国の優美な城下町であった


                鷹の羽を持つ我が祖先の地である広島の襲来は
                   思わぬ不幸を同時にもたらせてしまった


                       豪雨収まりつつあった早朝
                 愛しき人は静かに宇宙の果てに逝ってしまった


                   古代ギリシャから始まった物理哲学者
                  ターレスのフィジックス思考的化学理性は


                     万物根源の水だと唱えてから
                    2500年の時を重ねた現代に通じた


               ダークマター ダークエネルギーの探求心が進化して
                       我が日本の探査衛星は


                 遥か銀河を超えた先にあるりゅうぐうをめざし
                   今 まさにりゅうぐう上空を旋回しつつ


                   ホモサピエンスである我々の証を求め
                   雄姿を見せての飛行を継続中である


                       ギリシャ語パンタ・レイ


             万物流転と言うヘラクレイトスの言葉として流布された事は
                       物理の授業で習った事実


                    人として宇宙の中に生まれし我らは
                       必然である別れの時まで


                  精一杯に生きる義務を持ち生まれ越した


              過去から今に至るまで数多の宇宙力学が追及され
                 現代の我々を招き入れた現実世界観は


                もうじき解明につながる重要な粒子の採取で
                    解き明かされるかもしれない


                     人は生まれ死別を繰り返し
                     どこに魂は行くのだろうか


                      果て無き続く謎解きは
                  いつの日にか立証されるかもしれない


                          その時


                 別れし愛しき人々と再会を遂げるのかは
                    時間を有しなければわからない


                        逢いたい 会いたい 


                           あいたい


                    会わねば理性が許せないだろう






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                  大気を震撼させた梅雨前線は

 


               成空圏をものみ込み巨大な天幕を張った


                         その時

 


              天空は裂けアースめがけ大海の如く落下した

 


              今世紀上予想をはるかに超越した雨粒集合体

 


                   非情 冷淡 執拗を武器にして

 


            山野美々しき日本全土にあまねく恐怖をまき散らす

 


          一人一人の大切な命を無情にも奪い去った豪雨の仕打ち

 


            捜索活動に尽力する若き自衛官の泥まみれの雄姿

 

   
          消防隊 警察官 メディア関係者 ボランティア活動の雄姿

 


             メディアを通してしか情報収集できないジレンマ

 


          自衛官 警察官 消防士 民間消防隊 ボランティアの皆様

 


         尊い命を懸けての捜索活動に謝意をのべさせていただきます

 

 
      犠牲者となられてしまった尊厳ある皆様方のご冥福をお祈り申し上げます

 


                  曇天にわかに去り行く早朝

 


    独りの紳士は赫灼(かくしゃく)の道につながる黄泉の世界の旅路の果てを目指し

 


          静かに 静かに 迷惑もかけずに独り旅立ってしまった

 


     広島駅近くの病院へ救急搬送された紳士はリハビリするまでに回復を遂げ

 


           皆様に笑顔を振りまきながら物静かな紳士であった

 


      奇しくも平成三十年七月九日雨上がりの夜明け前静かに永眠を遂げた

 


         謹厳実直 頑固一徹 義理堅く優しさあふれた人生であった

 


    生涯BKのテレビ局 ラジオ局に勤務しながらも愛妻の突然の障害にもめげず

 


    闘病生活二十年間精神的に支えた紳士はある日突然に『辞めようと思ってる』

 


     『残りの人生を妻に捧げたい』と姉に伝えると永年勤続を自ら中断して退職

 


      裕福な家庭に生まれ紳士専用のお女中が起床から就寝まで付き添い

 


                 何する事もなく青春時代を謳歌

 


      エリートコースを闊歩しながら川釣り日本画を愛し二人の子供に恵まれ

 

   
     長男医師 次男会社社長 次男の孫達は長男社会人 次男次女は大学生

 


        唯一自慢していた孫の成長を楽しみにしていた紳士であった

 


     愛妻を亡くした後悠々自適なライフチャレンジの旺盛さに驚きながらも

 


      日本画は数多の賞を受賞 囲碁に興じ愛車を使っての温泉旅行と

 


  我が家にも再三訪れては政治経済の状況に一括しては満面の笑顔で帰って行った

 


      上品で優しい紳士の突然の訃報を耳にして焦燥感 万感の想いが

 


        感涙を呼び起こし夜明け前悲壮感と共に涙した私であった

 


  素晴らしき紳士に感謝の意味 誠の優しさをご教示戴いた事は大きな宝物であった

 


   豪華な祭壇には桜咲く前で柔和な姿の微笑む紳士の姿に敬意を表した私であった


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                             森の大樹は凍る刃を懐に隠し


                              うねるように風を抱き込む


                         碧い大気に一点の曇りもなくあなたは存在し


                            広がる聖域空間を支配するのだ


                             南に輝く黄金色の太陽の温もりは


                           あなたの心に融解し七色の私に結合する   
                                           
                                 語らぬまばゆい黄金神は


                          瞬時に視力を凍結させて太古の海に放出を許す


                            ひたひた迫るあなたの足に水の触感が蘇り


                         無意識の潜在能力が浸潤し尾ひれを付けて舞い踊る


                            黄金神に生かされて命の連鎖は絶え間なく


                                永遠の旅路に出陣を重ねる


                                    私は独り海の中


                                 浮遊の世界の地図を引く
                               
                           あなたの声を探すのは電子を放つ聴覚器官


                         四方八方電波の海でたった一筋のバブルをつかむ


                              時間を止めた黄金神のきらめきは


                          さまよう浮遊の旅路の果てに電子の海に還り着く


                        夢中遊行水平線に蜃気楼の物体が浮遊の舞を披露する


                          大気にぶつかる回折を重ねた逢瀬の誓いは


                          怪しき光環現象の陰に戸惑いながら空を視る
                              
                          平行であるべき光線は紆余曲折の成れの果て


                                 地上めがけて突き進む


                         試行錯誤の日常は辛苦の水を浴びて咲く花なのか


                                      その時
                              
                                風が割れて木立は静止した


                      ほんの一瞬の夢物語はあえなく大気に吸い込まれ消滅した


                          長い時の蓄積を許し地球の大地に立ち尽くす


                          眩しく光る黄金神の七色は体すり抜け走り行く


                               大気に羽ばたく不死鳥であった


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                 空けぬ空に鉛色の雲

 

              辛苦をのみ込み悲哀に染まる

 

               大気がうごめき心が凍る

 

             耐えきれずついに大粒の涙が落ちた

              
              氷雨に打たれたアスファルトロード

 

               霰のダンスが突然に始まった

 

            凍った白い個体は飛び跳ねて転がった

 

            たちまちにして天陰割れし氷雨振り咲く

 

                ジャンプの霰の豪快さは

 

            私の心に何かを伝えるべく踊り狂った

              
                 見上げる顔に大気が迫る
        

                   ピリピリ ピリピリ

 

                   触覚を刺激する

 

                  せつなく歌う霰の嘆き

 

                   薄暗い大気の中

 

                  十人十色のため息が

              
                 白い蒸気に化してゆく

 

                 風に運ばれころころと

 

                迎春祝う大気の雄たけび
 


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台風の置き土産なのか蒸し暑さが戻り久しく蝉の鳴き声が聞こえてきた

  森は葉擦れの音も消え失せて風の音さえ蝉に切り取られて静か

   朝夕の涼しさに安堵していた所に巨大台風の日本列島縦断は
           余りにひどい爪痕を残して行った

                 凄惨な光景
     ≪ 被災された多くの方々に心よりお見舞い申し上げます ≫
              

地球生命体の無謀な私達に地球も大気も悲鳴を挙げて警告を発している
  我等人間社会に激高しまさに地球危機が目の前に迫る勢いである
   私達は太陽から降り注ぐ数多の素粒子を浴びその中の光子から

尊厳ある命を戴き進化を遂げて生物学上はサル目(霊長類)ヒト科の動物
    ホモサピエンスとしての力を手中に収め人類として今を生きている

             地球生命体のいしずえとして
    生かされている地球上で繰り返されている人間同士の醜い戦いや
       地球開発と銘打っての乱開発や海洋生物の乱獲しかり
   我等太古の海から命を戴いた者として無礼千万の振る舞いを厳しく考慮し
美しき地球に住まう我等に課せられた異常気象の電磁波が物申すのは必然の事実

                 あがなう事象の証明
           神秘な地球体でうごめく生命体をおびやかし
        平和な世界はあえなく崩壊に近づいているのかも知れない

                  思い出してみよう
                

  宇宙で最も明るく輝く天体であるクエーサーの光が構成するクォークの働きから

物理科学が生まれ数多の学者が夢中になった天文学 生物学 化学 物質世界に関わる
        学問を追求した各専門分野の物理科学が今の進歩につながった

    小さな欠片に隠された謎を追い求め宇宙の起源 物質の成り立ちに疑問を感じ
    天体物理学が確立され原子物理学 素粒子物理学 数理物理学 幾何学等々

『数学を知らない人には、自然の美しさ、深遠なる美しさを実感として理解させる事は難しい』
          と言ったリチャード・ファイマンの有名な言葉である
                

  ニュートンは光学から赤橙黄緑青藍柴の7色であると断定し光学理論の発展に寄与し
              万有引力につなげ光学理論を確立した

  ターレス アリストテレス アルキメデス 光学の父アルハゼン コペルニクス プラーエ
  ケプラー ガリレオ デカルト に続き近代史になるとニュートン ケルビン卿  ファラデー 
   電磁気学のマクスウェル ドリトン トムソン ラザフォート マリー・キュリー・・・・・・・・

        世界中の数多なる物理学者によって宇宙化学の解明につながった

 物理学は哲学でもあり くっつく 離れるの作用力をエンべドクレスは≪愛≫≪憎≫という
  詩的表現で名づけ愛の力によって元素は結合し憎の力によって元素は離れ離れになる
                 説いた哲学者エンべドクレス
               なんと素晴らしい表現能力なのか
                 

      後にソクラテスの弟子だったプラトンがエンべドクレスの理論を
         幾何学図形で表せると導き出した事は記憶に新しい
      日々進化を遂げる物理世界は追及に追及を重ねて発見される
                 宇宙物理科学の発展に成就する
                 

    気づけばくだらない物理に発展してしまった地球危機説は宇宙を抱き込み
      壮大な銀河系をも注視して自らの行為を猛省し隣人を愛する処から
  今一度心に決めて一歩を踏み出す勇気を持ち合わせ明日を歩くしかないだろう

         愛欲 憎欲 を抑制する事で純真無垢な精神世界の誕生に
             必ずつながると私は強く 強く信じて疑わない

 


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                    寂寥(せきりょう)たなびく墨地の空に
                          うれい残せり水彩画

                    
                          赤銅色の太陽は
                         赤い涙を心にかくし
                       悲哀に満ちる苦悩の道を
                       あえて求める流浪の旅路
                         熱圏世界の夢の果て

                    
                          赤銅色に染められて
                          赤い血潮の胸の中
                          私はひとり空を見る
                          縁の糸につながりて
                        この世に生まれし我もまた
                         赤銅色のキャンパスに 
                         生きとし生ける姿を描く
                          気づけばいつしか

                    
                       稜線に消えた赤銅色の太陽は
                        赤い血潮の胸は張り裂け
                         赤い涙を墨地に飛ばし
                        最期のあがきを空に残した
                        風を抱き込む葉擦れの音は
                    

                         木立揺るがしさめざめと
                         赤き悲鳴の泣き声なのか
                            いつの間にか
                         暮れなずむ大気の中へ
                         赤き蔭さえ消え失せて
                          悲哀こもごも惜別の
                        愛の言霊墨地に染めて
                    

                         彩雲たなびく西国に
                         名残惜しくも我ひとり
                          夕闇迫る哀しみを
                          心の中に折り畳み
                          赤い涙を流すのか
                    

                         心の浮沈知りもせず
                        赤きひととき消えにけり


 


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                  太陽フレアの爆発は
                  地球に住まう人間に
                 非情な警告を発信する

          


                   熱圏域の太陽は
                  ある日突然牙をむく


                 黒点の大爆発の融解は
                 磁場の嵐を呼び寄せて
                 遥か銀河を超えてなお

                                      
                  荒れ狂う衝撃の大気圏に
                    突入電流で炸裂した


                   数多の量子の行き先は
                    小さき我らに容赦なく
                    非情な刃を向けてくる


                  無謀な地球に無色の恐怖
                   縦横無尽に炸裂を許し


                   視えない光の驚愕は
                   鈍い光子の電磁波と
                   融合の果てに容赦なく

              
                  無防備な我らに降り注ぐ
                  とがった刃の先にいて


                 逃げるすべをも失いながら
                  ただ  ただ  ひたすら
                 隠匿を許すしか手立てもなく


                 呼気を吐きつつ うろたえて
                   無念の空を仰ぎ見る

              
                   遥か天空の果てしなく
                   青き大気に鎮座する
                  今日も変わらぬ太陽は


                   きらめき輝き携えて
                  太陽フレアのとどろきは


                  視えない刃の先にいて
                  我ら生きとし生きる身に
                  変わらぬ光を射しこんで

              
                    沈黙の中降り注ぎ
                 今日も変わらぬ日が過ぎる







 


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          せみしぐれの中熱波に襲われた今日が
              静かに 静かに 幕を引く

                  
           木立の葉擦れの音は妙に物悲しく
             風を抱き込み泣いていた

 

           命の叫びは転がるように時を連れ
              ざわめく木立の泣き声か


              鼓動うごめく波長の誘導
               月は遮光の影をつけ

          
       遠く花火のさくれつ音が天をつかんで走り行く


             心のかけらは縦糸の隙間
             私は横糸で強く引き締める


             拾い集めたかけらの意図は
                自由奔放巡り来て
               脳細胞の成れのはて

          
           定着こばみし小さな発語の影に来て
                進化の先の前に居た


              終わりの始めであったから
              時折り聴こえる墨地の蝉は
              闇に巻かれたせみしぐれ


            カサっ カサっ カサっ カサっ

          
           寂寥抱いた視えない蝉のなきがらは
             地に落ち 葉に落ち 風に落ち


            漆黒の闇間に漂うよう最期の嘆き
               真昼の悲鳴のせみしぐれ









 


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『あの日  兄弟二人そして一週間後に急性白血病で妹が死んだ』
            ちょうど8月6日の暑い日だった

          
        ぽつんと口ずさんだ邦吉の驚愕な言葉の事実
      遊びに来ていた小学生の道子に小さな声でつぶやいた
     それは早朝の衝撃な言葉の火花は脳裏めがけて炸裂した


        『今日は式典が在るのであなたも行くのですよ』
        邦吉からの突然のインビテーションだったという
     大勢の人々でごった返す中最前列に席は指定されていた


                なぜ 最前列なのか

    解らないままに首相声明から始まり広島市長の長い話は終わった


               原爆投下の今日
            あの日の式典が突然蘇る

             最前列の理由が解った
    原爆祈念公園となった今の土地の大地主で在った邦𠮷

          
             邦吉夫妻も勿論被爆した
    橋に落ちた原爆は500メートル離れた邦吉の家を倒壊させた
    少し離れた別荘の両親の家も消失して消えてしまったのだと言った


      柱に挟まれながらも発熱の為に登校できなかった邦吉は
           丁稚達に助けられすぐに火が追って来た
   地御前の親戚の家にやっとたどり着いたのはお昼をとうに過ぎていた時


          その日邦吉夫婦 実子房子丁稚達は疲れ果てていた
       脳裏に浮かぶは勤労奉仕に出かけた11歳の克巳 13歳の敬亮
          もう一人は予科練に入隊した特攻隊員のパイロット
              休暇で帰省中のあの日の朝8時過ぎ
               『はがきを出しに
行って参ります』
             その言葉を最後に突然消えてしまった


        邦吉は生き残った使用人達と親戚中で捜索したとの事
        一番元気だった妹は原爆投下後髪の毛全てが脱毛し
       『死にたくない・・・ 死にたくない…死にたくないけん・・・』
        と言ってあの黄泉の世界の旅路に出かけて消えた

          
 13歳の弟は偶然親戚が全身包帯だらけの敬亮(けいすけ)を見つけた
            名前を言うと息絶え絶えに・・・
  『母様 父様に逢いたい 水が欲しい・・・水が欲しい…水・・・』
          『父様母様達を呼ぶから頑張れ』
       医師に聞いてから水を飲ませすぐに栄町へ


 そこは爆心地で在り左甚五郎作大きな看板で有名な老舗の漢方薬局問屋
      店内には2メートル強の透明な水晶が飾られていたとの事
   少し離れた場所には本家が在り離れの家も存在していたはずだった
  邦吉達の両親 多くの丁稚達 女中達も瞬時に火の中に吸い込まれた


      薬剤師と成った邦吉は時折道子に言っていた
    助かった小学生の弟もまた造船所の船底で被爆した


  『この祈念公園には多くの我が家の百軒長屋が連なる借家が在り
        ほとんどの住人達の消息はつかめなかった』
木造だった建物は瞬時に溶けたと涙をこぼして幼い道子に教えてくれたという
           あれは8月6日式典の日の朝であった

          
 原爆投下後1年あまり過ぎた頃広島市の役人が来て言ったと言う
    『あの土地を売って欲しい 立派な公園を造りたいから』
 『あの土地では我が家の多くの住人が亡くなりいまだ行方知れず
  そのためにも立派な慰霊塔を造ってくれるなら売りましょう』


そして今すべての土地は公園となり邦吉の言った通り立派な慰霊塔がそびえ建つ
慰霊塔には 憲三 慶亮 かつみ 数多のかつての借家の住人が入っているという
         房子は地御前で亡くなり超覚寺で眠っていた

           
     公園から近い所が今は道子の母親の実家となった家が在る
   邦吉 すゑこの心を思う時あの日の式典の道子はあまりに幼過ぎていた
      薬剤師となった祖父もまた心の闇を抱えながら生きて来たという
  中等部 高等部 女学院と進むうちに事の重大性に気付き傷付きうなだれた道子


                  あの日の今日


     憲三 敬亮 房子 そして二十数万人の尊厳ある爆死した命は
             儚くも一瞬にして消えて行った日
      8時15分 ひろしまの方向を見据えた道子は 黙祷する
 邦吉 すゑ子 克巳 森夫もまた原爆症に苦しみながら黄泉の世界に昇って行った
     戦争は絶対してはいけないとまたも思いは強くなった日でもあった

 


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                  枯れた葉先の虚しさなのか
                   風に運ばれ舞い降りた
                   最期の名残を見せる為


                   空が堕ちた今朝の大気は
                  風に引かされうごめいている

                
                     小さな声でカラカラと
                     非情な風に運ばれて
                      私の前に辿り着く


                    我住む家は大きくそびえ
                   560の多種多様の花が咲き
                     苦悩に満ちた幾何学様


                     熱波の中で蝉しぐれ
                     いまだ鶯鳴きにけり
                    木立の先で揺れながら
                     綺麗な声で鳴くばかり

               
                   都会の喧騒吸い込んで
                    青き木立の豊かさは
                    虚無の世界に導かん


                   時折聞こえるカラスの声も
                   うるさく叫ぶ蝉にも負けた


                   固体の天命に影落とし
                    消え去る前の儚さか

              
                 よどむ気体に打ちのめされて
                   今日も始まるひと時を
                   枯葉に足を奪われた


                    心に刻み勇み行く
                  言語の旅路を探すため


                  カラカラ聴こえる泣き声を
                  置いて行くかな我はまた
                   新たな日々の訪れや
 

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