能登一宮 氣多大社 | Don’t Worry, Be Happy! 

能登一宮 氣多大社

氣多大社 (keta.jp)

〒925-0003 石川県羽咋市寺家町ク1-1

由緒 - 氣多大社 (keta.jp)

 

半年ぶりくらいに行って来ました。

2024年1月1日(令和6年)の能登半島地震があってから初めて。

 

「令和6年能登半島地震」最大震度7 M7.6 2024/01/01(16:06) (youtube.com)

↑これ、地震の時のなので、心臓の弱い方はスルーしてくださいね。

 

手水舎の様子。

そろそろ梅雨の時期だからか、紫陽花が飾ってありました。

生でした^^

 

 

今日は本殿でお祓いが行われていて、祝詞を聞くことができました。

この正面にいる女性もず~っと聞いてらした。

ので、先に進めなかったのだけどw

この拝殿は、昭和36年6月7日に重要文化財 に指定されています。

 

御祭神 大己貴命(おおなむちのみこと)

心優しい神様と言われた大己貴命は、国土の支配者であり、少彦名命と共に国造りの大事業を手掛けました。

また神話の中では、痛みに苦しむ白兎に適切な治療をしたことから医学・薬学に精通していたと言われております。

そして大己貴命は、ハンサムで優しく、絶世の美女と呼ばれる姫神様にも選ばれた逸話もあります。

また6柱の姫神様と結婚され、181柱もの子供がいたということから縁結び・子宝の神様とも言われております。

 

 

絵馬がたくさん。

いろいろなお願いが書かれてありました。

 

 

入らずの森。

昭和58年5月22日、全国植樹祭に御来県の昭和天皇が本社に行幸の時、

『斧入らぬ みやしろの森 めづらかに 

              からたちばなの 生ふるを見たり』

昭和42年5月2日に国の天然記念物に指定されています。

神域「入らずに森」として神聖視され、神官も一年に一度しか入れないとか。

奥宮の神事を勤めるために入るとかっていう話なのだけど。。。

 

入らずの森の中に2柱の夫婦神様をお祀りされています。

須佐之男命(すさのおのみこと)

神話の中で英雄のような神様。

伊弉諾尊と伊弉冉尊の子で、天照大御神の弟。

多くの乱暴を行ったため、天照大御神が怒って天の岩屋にこもり、高天原から追放されますが、出雲に降り、八岐大蛇を退治し、奇稲田姫を救います。

大蛇の尾から得た天叢雲剣(草薙剣)を天照大御神に献じ、最終的には根の国の王になるなど破天荒な性格を持つ反面、英雄の神、武の神としても崇められています。

 奇稲田姫との間に八嶋(やしま)士(じ)奴(ぬ)美(みの)神(かみ)を産んでおり、その子孫に当社のご祭神である大国主神がいます。

奇稲田姫命(くしなだひめのみこと)

足名椎・手名椎あしなづち・てなづちの娘で、八岐大蛇に生け贄として捧げられるはずのところを後に結婚する須佐之男命により助けられる姫神様。 

古事記では、櫛に身を変えられ守られたという記述に合わせて、クシにこの「櫛」の漢字があてられています。

神名の櫛・奇は「霊妙な」という意味で、名田は稲田の省略形です。 

このことから櫛名田比賣命は、霊妙な働きを持って稲作に豊穣をもたらす力、もしくは豊かに実る稲田自体を神格化した女神と考えられています。

 

数年前に、入らずの森に入ってお祓いをっていう企画について???って思って、それから足は徐々に遠のいていたのですが…。

私個人的には、そんなことは止めて欲しいと思っています。

入らずの森は”入らず”なので良いのだと思っているのです。

誰も入らないから菌なんてのも安定していると思うし。

神社って、アミューズメントパークじゃないんだし、時代と共に進化しなくていいと思うのです…、はい。

 

そういえば、今話題になっている京都・八坂神社のこと。

八坂神社の御祭神は、素戔嗚尊(スサノオノミコト)、櫛稲田姫命(クシナダヒメノミコト)、八柱御子神(ヤハシラノミコガミ)の三神です。
素戔嗚尊と櫛稲田姫命は夫婦で、八岐大蛇(ヤマタノオロチ)と対峙したとき、櫛稲田姫命が櫛になって素戔嗚尊に力を与え、八岐大蛇を倒したと言われています。

ってことで、須佐之男命は素戔嗚尊と同じですね。

素戔嗚尊と言えば、気性が荒いとか?

あの八坂神社で狼藉を働いた御仁にはきっと大変な神罰が当たるだろうって噂があるとかないとか・・・

 

素戔嗚尊には二人の兄弟がいて、天照大御神と月読尊。

素戔嗚尊の伝説にはヤマタノオロチ伝説。

倒した八岐大蛇(ヤマタノオロチ)のしっぽから取り出した天叢雲剣(あめのむらくものつるぎ)。

この剣が後に、天照大御神に献上され、三種の神器の一つ「草薙剣」(くさなぎのつるぎ)となりま~す。

 

 

 

さてさて~、令和6年1月1日の能登半島大震災の被害としては、

 

太玉命(ふとたまのみこと)

“神道の神事に欠かせない神様”。

岩戸隠れ神話で、太(ふと)玉(たまの)命(みこと)は思兼神が考えた天照大御神を岩戸から出すための策が良いかどうかを占うため、天児屋根命と共に太占(ふとまに)(占い)を行いました。

そして様々な職業の神様をまとめ祭祀も執り行ったことから占い・祭祀の神そして産業の総合的な神様と言われております。 

そして諸国の忌部が作る祭具を使用して朝廷の祭りを行う忌部氏の祖先神でもあります。

 

この太玉神社の灯篭が

一向かいで倒れたそうです。

でも、さすが能登一宮氣多大社、それ以外は大きな被害は無かったそうでした。

 

縁むすび神苑の小石が物凄くたくさんに増えてて。

そういえば、ここの小石は崩れなかったのかしら…。

 

とりあえず、今日も暑い一日になりました。

梅雨にはいる前に夏になっちゃった。

湿度も高いからやっぱり梅雨なのかしら?