ホィッスル
もう10日経ってしまった。
能登半島地震で私んち別荘もちょっとだけ被害を受けまして。
明日、鑑定人と言われる方が別荘を見に来てくださることになりました。
車庫に車を置いておいたのですが…、な~んかタイヤのところが蜘蛛の巣の形でヒビが入って来てて、もしかしてコンクリートの下で液状化してた??って、なんか怖い…。
家の4分の1くらいの広さ…。
何がおかしいのかわかんないくらい家の中を歩いているとふわふわします。
地震酔いという症状もあるらしいです。
家の半分が斜めになっているように思えてならないのです…。
今日の夕方。
夕日に照らされて立山連峰が綺麗に見えました。
ここ数日、本当に2~3日前くらいからかしら。
上空をヘリコプターが行き来しているのが気になりだしました。
うちは、能登半島と富山空港を結ぶラインの中にあるのだと思います。
そういえば、息子のところも小松空港とを結ぶライン上に在るのか、いつもヘリコプターが飛んでいるようです。
能登半島から被災者を運んでいるという話もありますし、支援物資を運んでいるのか?とも思えるし。
今日、セリアで、やっと買えました。
いつものバッグの中にはもう何年も前から入ってはいるのですが、寝室にもおいておこうと思って…。
数日前、DAISOに行ったら無くて。
店員さんに「ないですか?」と聞いたら、「ないですねぇ」と。
おまけに、「最近、みんな笛とかホイッスルとか買いに来られるんですが、なんででしょう?」って…。
そっか~、知らないんだな~って思いました。
「地震のせいよ。もしもの時に”ここにいます”って吹くのよ。」
「は~~ん、そうなんですね…。」って。
仕入れ出来るなら、入れておいたらいいと思いますよ~って話をして来ました。
家の中を移動するにも携帯電話と共に持ち歩かなきゃねって思いつつ。
「あぁ、助かりたいんだな、私」って思った。
でも、ここ別荘のある町内、安否確認なんて無くて、隣の人が無事なのかもわかんないんです。
町内会費って支払う必要あるの?って心がすさんでいる今日この頃…。
持ち出し荷物の準備をしていて、猫の荷物がとても大きいことに気が付きました。
貴重品、現金、マスク、軍手、寝袋、薬、薬、薬(≧▽≦)
飴、長靴…、靴下、下着などの着替え、充電器。
この季節なら防寒着も必要だし。
あ、車で逃げられるということ前提に荷造りしてて、車のキーは?って我に返り。。。。
やっぱりいつものバッグは必須だし。
でも、走って逃げるとなれば何か持ち出せるものってあるのかしらって。
地理的に能登半島よりは道路がたくさんある。
能登半島、本当に道が少ないから、自衛隊の方たちは道なき道を道にして到達して下さっているらしいです。
昨日あたりから、自衛隊の湯が数か所で利用できるようになったそうです。
「生き返った」っていうコメントも出ているらしく、日本人にとってお風呂って本当に大切なものなんだって再確認しました。
お湯の中で手足を伸ばすと、自然と「は~~」って言葉が出ますもんね。
有難いことです。
日本って、どこに居ても地震から逃げられないんだなって思った。
ってことで、とりあえず携帯ポシェットを買ったのでそれにホイッスルも括りつけて担いでおこうって思ったワタクシでした。