永ちゃん寿司 | 「賛否両論 笠原将弘のオールナイトニッポン」オフィシャルブログ by Ameba

永ちゃん寿司

先日の昼下がり、出先で昼飯を食べようと思い、時間も無かったので回転寿司に入った。
店内は昼飯時を過ぎていたので、客は僕1人だった。いらっしゃい!!
スキンヘッドの板前さんが威勢良く出迎えてくれた。何でも言ってください、如何様にも握りますよ。
もう1人のオールバックの板前さんが渋く言った。
いろいろ注文して食事を楽しんだ。
どの握りも美味しかった。ふと気づくと、店内の有線では矢沢永吉が流れていた。僕も永ちゃんは好きだ。板前さんも無口だが、決して感じは悪くない。
いいお店だな。僕はさばの握りを頬張りながら思った。奥の厨房から違う板前さんが、味噌汁を運んで来た。
しじみ赤だしお待ち!
僕は味噌汁を受け取りながら、思わず板前さんを二度見した。
板前さんはリーゼントだった。
すごい!この寿司屋さんは軸がぶれてない。
全員の板前さんが同じ空気感を醸し出している。
店内は清潔で、凛としている。
僕も見習おうと思った。
その時店内に中年の男性が入って来た。
サングラスにレザーのジャケット、髪型は今の永ちゃんと全く同じ。
思わず僕は男性を二度見した。
おはようございます!!
板前さん達が挨拶した。
男性は手をかざして無言で会釈すると、奥の厨房に入って行った。
どうやらここの大将らしい。
しばらくして奥の厨房から話し声が聞こえて来た。
店内、客は僕だけなので、どうしても聞こえてしまう。
おい、とれたぞ!!永ちゃんライブ4枚!
大将の声が聞こえた。
まじっすか!!
うひょっ!!やったー!!
他の板前さんの声も聞こえて来た。
カウンターに残っていた板前さんも一瞬頬が緩んだ。そうか、みんなで永ちゃんライブ行くんだな。
僕は想像して思わず笑いを噛み殺した。
お会計を頼むと、皿の数を数えてくれたスキンヘッドの板前さんはニコニコだった。
永ちゃんのチャイナタウンを聞きながら、僕は店を出た。
板前さん達、永ちゃんライブ楽しんで来てください!
いよいよ明日4月22日日曜日、わが地元武蔵小山でムサコフェスが開催されます。
僕も昼間から駅前で竹の子いり豚汁、3000人分作ります。賛否両論の屋台も出店しますので、お時間ある方是非遊びに来てください!まさかの天気予報雨ですが、みんなで盛り上がりましょう!