おっさんツアーズ2
仕事でバタバタで、だいぶ間が空いたけど、前回の続きです。
福岡空港に降り立ったおっさん2人。
レンタカーで佐賀へ。カーナビに翻弄され、いつまでも福岡をぐるぐる走る。
途中のサービスエリアで昼飯休憩。
焼きたてメロンパンに心奪われ、ついナイショで買ってしまう。机の上に置いておいたら、ふきんちゃんが勝手に落とし物係に渡してしまった。
おっさん2人、落とし物係のオバチャンに謝り返してもらう。
佐賀オニザキ工場に到着。山奥にいきなり現れる、近代的建物。徹底したセキュリティと衛生管理システムに、ただただ感動する。
近所のおばあちゃんやちびっこが勝手に入って来る賛否両論のセキュリティは、見直しが必要だ。
つきごま、ごま油の製造過程を、丁寧に説明していただきながら、見学させていただいた。本当に勉強になったし、料理のアイデアもたくさん浮かんだ。
佐賀県の良いところはどこですか？
僕の質問に、みなさんの答えは、
福岡県に近いところですね!!
ちょっと微妙だ。
夜は福岡、天神の超名店の日本料理屋さんでオニザキさん達と会食。
この店のご主人が凄かった。
料理は当然、どれもこれも素晴らしく美味しく、器も骨董品から現代的なものまで自由自在な使い方が凄い!!
店内のインテリアもご主人のこだわりが細部にまで感じられ、この店全部でどれだけお金がかかっているのか、つい考えてしまう。
ご主人は僕達の座敷にも、挨拶に来てくれた。
70才を超えてらっしゃるが、バリバリの職人だ。
眼光するどく、トークも凄い。だじゃれキングと呼ばれているふきんちゃんも、ご主人には、まったく歯がたたず、ずたぼろにされていた。
じゃあね、若い者達で後は楽しんでね!!
ご主人は座敷を出て行った。
1分後に障子が開いて、またご主人が入って来た。
この器良いだろう！フランスかイタリアのだよ。
綺麗な白い器だった。
あれ、ジャーマニーって書いてありますよ。
オニザキさんが突っ込んでしまった。
あら、そうだった？じゃあね、後は若い者達で楽しんでね!!
ご主人は座敷を出て行った。
1分後、また障子が開いた。ご主人だった。
全員ご主人を二度見した。これね、ウチの瓶詰めの煮豆ね。おみやげにどうぞ。その後、煮豆の作り方の説明が一時間続いた。
じゃあね。後は若い者達で楽しんでね!!
ご主人は座敷を出て行った。
1分後、また障子が開いた。ご主人だった。
これね、僕の本なのね、読みなさい。
ご主人は僕にプレゼントしてくれた。
その後、ご主人の若い頃の話しが一時間続いた。
じゃあね、あんた達早く帰りなさいよ。
ご主人は座敷を出て行った。
全員逃げるように店を出た。当然、玄関にご主人は見送りに来てくれた。
あんた達は永遠に友達だよ。
ご主人はみんなに握手してくれた。一時間続いた。
僕とふきんのおっさん2人。ご主人に比べたら、まだまだ甘っちょろいガキだなぁと、2人して思った。
ご主人との出合いは人生観が変わるくらいの衝撃だった。
その後、オシャレなバーでさらに飲み、中洲の屋台をバトロールしに行ったが、閉店時間で断念。ラーメン屋さんに強引に滑り込み、豚骨ラーメンと生ビールで締めた。
その後はべろべろでほとんど記憶がありません。
次の日、昼から中洲の寿司屋で絶好調に飲む2人のおっさんがいたらしい。
おしまい
福岡空港に降り立ったおっさん2人。
レンタカーで佐賀へ。カーナビに翻弄され、いつまでも福岡をぐるぐる走る。
途中のサービスエリアで昼飯休憩。
焼きたてメロンパンに心奪われ、ついナイショで買ってしまう。机の上に置いておいたら、ふきんちゃんが勝手に落とし物係に渡してしまった。
おっさん2人、落とし物係のオバチャンに謝り返してもらう。
佐賀オニザキ工場に到着。山奥にいきなり現れる、近代的建物。徹底したセキュリティと衛生管理システムに、ただただ感動する。
近所のおばあちゃんやちびっこが勝手に入って来る賛否両論のセキュリティは、見直しが必要だ。
つきごま、ごま油の製造過程を、丁寧に説明していただきながら、見学させていただいた。本当に勉強になったし、料理のアイデアもたくさん浮かんだ。
佐賀県の良いところはどこですか？
僕の質問に、みなさんの答えは、
福岡県に近いところですね!!
ちょっと微妙だ。
夜は福岡、天神の超名店の日本料理屋さんでオニザキさん達と会食。
この店のご主人が凄かった。
料理は当然、どれもこれも素晴らしく美味しく、器も骨董品から現代的なものまで自由自在な使い方が凄い!!
店内のインテリアもご主人のこだわりが細部にまで感じられ、この店全部でどれだけお金がかかっているのか、つい考えてしまう。
ご主人は僕達の座敷にも、挨拶に来てくれた。
70才を超えてらっしゃるが、バリバリの職人だ。
眼光するどく、トークも凄い。だじゃれキングと呼ばれているふきんちゃんも、ご主人には、まったく歯がたたず、ずたぼろにされていた。
じゃあね、若い者達で後は楽しんでね!!
ご主人は座敷を出て行った。
1分後に障子が開いて、またご主人が入って来た。
この器良いだろう！フランスかイタリアのだよ。
綺麗な白い器だった。
あれ、ジャーマニーって書いてありますよ。
オニザキさんが突っ込んでしまった。
あら、そうだった？じゃあね、後は若い者達で楽しんでね!!
ご主人は座敷を出て行った。
1分後、また障子が開いた。ご主人だった。
全員ご主人を二度見した。これね、ウチの瓶詰めの煮豆ね。おみやげにどうぞ。その後、煮豆の作り方の説明が一時間続いた。
じゃあね。後は若い者達で楽しんでね!!
ご主人は座敷を出て行った。
1分後、また障子が開いた。ご主人だった。
これね、僕の本なのね、読みなさい。
ご主人は僕にプレゼントしてくれた。
その後、ご主人の若い頃の話しが一時間続いた。
じゃあね、あんた達早く帰りなさいよ。
ご主人は座敷を出て行った。
全員逃げるように店を出た。当然、玄関にご主人は見送りに来てくれた。
あんた達は永遠に友達だよ。
ご主人はみんなに握手してくれた。一時間続いた。
僕とふきんのおっさん2人。ご主人に比べたら、まだまだ甘っちょろいガキだなぁと、2人して思った。
ご主人との出合いは人生観が変わるくらいの衝撃だった。
その後、オシャレなバーでさらに飲み、中洲の屋台をバトロールしに行ったが、閉店時間で断念。ラーメン屋さんに強引に滑り込み、豚骨ラーメンと生ビールで締めた。
その後はべろべろでほとんど記憶がありません。
次の日、昼から中洲の寿司屋で絶好調に飲む2人のおっさんがいたらしい。
おしまい