バーバー鼻息 | 「賛否両論 笠原将弘のオールナイトニッポン」オフィシャルブログ by Ameba

バーバー鼻息

ご無沙汰してました。
心配してくださった皆さんすいませんでした。
決して体調不良だった訳ではなく、多少、膝や腰や肩の調子が良くないですが、もりもり働いております。スケジュール管理の詰めがあまいので、気付くと仕事が目白押しで、ずっとバタバタしてました。
そんなこんなで、髪を切りに行く暇もなく、ボサボサ頭になってしまい、本当なら、武蔵小山のカリスマ美容師、夜青龍ことリボーン松矢に切ってもらうのだが、その時間も無くて、恵比寿の賛否両論の近所の普通の床屋さんに、飛び込みで入った。
看板がぐるぐる回っている、昔ながらの床屋さん。
中には、2人のおじいちゃん理髪師さんがいた。客もおじいちゃんが1人。
かなり昔から営業している雰囲気だ。
年季の入った、マンダムのポスター。パンチパーマのモデルが爽やかに微笑んでいる。
ゴルゴ13、釣りバカ日誌、意地悪ばあさん、置いてある漫画も渋いセレクト。
何故か王さん、長嶋さんの写真も飾ってある。
自分が子供の頃、通っていた床屋さんみたいだ。
タイムスリップした気分になった。
早速、椅子に座り床屋さんのエプロンみたいのを着けられる。
子供の頃、このエプロンみたいのでジュディオングの真似をやったのを思い出した。
おじいちゃんに、どうする?と聞かれたみたいだったが、何を言われているのか、いまいちわからず、適当に返事をしたら、おもむろに髪を切り出されてしまった。
なんとかなるだろうと思い、おじいちゃんに任せる事にした。
さすがに年季が入ったテクニックで、とても丁寧に切ってくれた。
顔そり、マッサージ、シャンプー、全て気持ち良く、途中でウトウトしてしまった。
ただ、おじいちゃんの鼻息がものすごく荒く、異常に顔を近付けてくるので、ウトウトしながらも、台風の中にいる気分だった。
ものすごい鼻息の中、全て終了。
お金を払うと、あめをくれた。
何か言われたが、何を言っているのか、最後までわからなかった。
あめをなめながら賛否両論まで帰った。
ジュディオングの魅せられて、を口ずさんでいた。