今日は成人の日、二十歳になる娘がいるため早朝からアッシー君だ。朝、4時から着物の着付け、髪結い屋へと車を転がす。担当員時代には考えられないことだ。

 「夫婦2人、年齢足していくつになりました」と会話する。101。結婚時50だから2人で51年、歳をとったことになる。三平家では、50歳から147歳、97年加えたことになる。約1世紀。すごい。家長としてその重みを感じざるをえない。

 新聞販売店は法人化されたとはいえ、家族的風土を残している。社員は家族みたいなもんだ。経営者(所長)は考える。今、社員は何人か。自分が経営者になった時、何人いたか。増えた人数分、年を経過し歳をとっている。家長、リーダーとしての責任は重い。重すぎるほどだ。それに値することをやってきたか。

 財閥解体以降、ボーダレスの世になり、競争力アップのため、ホウルディング会社が流行る。規模が大きくなるということは、社員も増える。経営者の責任は「視野を大きくする」ことだ。歳、年との戦いへの新たな視点を提案する。