先日のことですが、ジムからの帰り道、原発反対のデモの人たちに出くわしました。
そのデモのせいで渋滞は起こるわ、タクシーが拾いにくいわで、
『なんだかな〜。。。』
と、ちょっとだけげんなりしました。
今の日本に生きていて、自分が望む世界をつくるために、何かを変えたくてとった行動が『デモに参加する』だったとしたら、
ちょっと悲しいことだな〜、と思います。
一般市民がその程度のリテラシーにとどめ置かれるこの状況こそが、まさしく愚民化政策の結果、みたいな感じですね。
『自分の生きる世界をより良い場所に変えたい』
という純粋な想いは同じなのに、
ある人は、まずは隣人に貢献することを考えてビジネスをやったりするんだろうし、
またある人はこういった、あまり生産性が高いとは思えないデモに参加することを選択します。
大事なのは、自分の願望とか夢の実現にとって、効果の高い行動なのか、そうでない行動なのか、という選択。
その行動の選択を分けるのは『情報リテラシー』です。
リテラシーが低いこと自体が悪いんじゃないし、市民のリテラシーを低く留めるような政策を選択した過去の人を責めるのも建設的じゃない、と思ってます。
できるのは、僕らのような民間にいて、リテラシーが高まった人間が情報発信活動なり、何なり、他人を巻き込む活動をして、リテラシーの高い人間を世の中に一人でも増やす、という草の根の活動なんだろうな〜、
と思って日々、情報発信をしています。
これがまさに『徳を積む』ということの実践だと思ってます。
インターネットを使って情報発信をしていると、認識の外側、自分のあずかり知らぬところで、世界のどこかの誰かの役に立ったり、感謝されたりすることが頻繁に起こります。
自分でも知らないうちに『陰徳』も積めちゃうので、自分にとってもイイことが起こりやすくなります。
ネットでちょっと稼いで自由になったところで、自分の煩悩だけを満たすような生き方を選ぶのは、
少しの期間ならそれもいいだろうけど、何年もそーいうステージで生きるのはみっともないしダサい。
稼げるようになって、人より大きな金額を動かし、大きな影響力を持つに至った人だからこそ、
他人の煩悩を巻き込んで、大きな理念や志を掲げて動く、次のステージの入り口に立てるんだと思ってます。
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