大井埋立地の「城南大橋」の真下から羽田空港に向かって広大な干潟と砂浜が拡がっていました。「あそぼう大森の海♪」で10年以上の長きにわたって大森ジャングル探険隊は埋め立地の海と広大な“原っぱで遊び冒険してきました。
入江の浅い波に腹ばいになると小さな乙女は優しい海の温もりにウットリひたっていました。みんなは遠い向こうの浜辺でハゼをつかまえるのに夢中。白い波の打ち寄せる渚を忙しく跳び回っています。彼女の「子どもの時間」は感受されている感覚と心地よさが世界の総て。柔らかな日差しを浴びて温まった海水がからだを優しく愛撫する。うっとりと水と砂の感触の良いおかゆを掌にすくってはこぼす。掬ってはこぼす。自分も世界も時間もみんなトロトロ…に溶けてしまいました。全てが穏やかな波に溶けてしまったよう。小さな天使は海水の温もりに抱かれています。うん。あれは? 海の方からトコトコと誰かが女の子の方へ駆けて来ます。あれは何だろ? 何か白いブヨブヨした大きなかたまりを抱えている。
久美子 「ああ 雪ちゃん 花ちゃん((((゜▽゜))))」
雪 「こんなに大きいのがとれたよ 久美ちゃん♪(*^^*)」
花 「まだいつぱい浜にあるんだよ 久美ちゃん♪(・∀・)」
二人はサッカーボールほどもある特大のミズクラゲを女の子に見せました。砂浜に打ち上げられて海に戻れず干からびてしまった不運なミズクラゲの末期の姿。キラキラした目の輝きと大きなクラゲへの好奇心が海の温もりの感覚世界にうっとりと浸っていた女の子の魂を子どもたちの時間へ呼び覚まします。新鮮な果実のような世界へ。子どもたちの“やりたい♪”の元へ誘います。小さな女の子の顔の輪郭がしっかりしてきました。温かい波のなかから雫をキラキラ垂らしながら立ち上がったのは、久美子でした。
久美子 「これならいいんじゃない(⌒∇⌒)」
雪 「うん いいみたいだね(゜∀゜)ノ☆」
花 「良いまな板があったわあ(^^_)ルン♪」
干潟の波打ちぎわに打ち上げられてたプラスチックのまな板に特大のクラゲを3個のせて三人は浜の方へ急ぎます。砂浜に座ると乙女たちは海水でクラゲにこびり付いた砂をていねいに洗い流します。
花 「何かいいものないかな?(⌒∇⌒)」
久美子 「探しにいこ♪(*^▽^*)」
雪 「岩んとこがいいかもねん((((゜▽゜))))」
3人はコンクリートの瓦礫の磯で波に打ち上げられ流れ着いた漂流物の中からお料理に使う道具を探します。
久美子 「いいもの見つけえ(⌒∇⌒)」
久美子が何か見つけました。
花 「いいね それなら切れるね(*^▽^*)」
雪 「ここにもあるよ 見つけえ(*゜∀゜)ノ」
3人の機転。包丁になる缶詰のフタの包丁を探し出したのでした。それにしても小さな乙女たちはミズクラゲでどんなお料理を作るのでしょう。目が離せません。
雪 「これならいいわね(*^^*)」
久美子 「小さく切ったほうがいいね(⌒∇⌒)」
花 「あの子たちが食べやすいように(=^・・^=)」
カンズメのフタのナイフで3人はプラスチックのまな板の上でクラゲを細かく刻んでいきます。
雪 「もっと小さいほうがいいんじゃなーい(*^▽^*)」
花 「あっそうか(^^_)ルン♪」
久美子 「小さな子が多いもんね(⌒∇⌒)」
クラゲは小さな小さな砕片に切り刻まれラーメンカップの容器に綺麗に盛られていきます。
久美子 「これでは足りないね(*´ω`)」
花 「もっととってこようか(⌒∇⌒)」
雪 「うんうん♪ そうしょうねヾ(o´∀`o)ノ」
3人は再び波打ち際の潮騒で忙しくクラゲを集めて行きます。そんな女たちの楽しそうな様子を見て海で遊んでいた子どもたちがだんだんとクラゲ集めに混じって来ました。
弘子 「久美ちゃん 何してるの((((゜▽゜))))」
久美子 「海のレストラン 弘子ちゃんもやろう((゜▽゜))」
弘子 「はい よろしくね久美ちゃんヾ(o´∀`o)ノ」
美保子 「あの子たちお腹空いてるのねヾ(o´∀`o)ノ」
久美子 「だからクラゲでご飯を作るのよ(^^_)」
和子 「和子も海のレストランやりたいなあ((゜▽゜))」
雪 「雪も一緒にやるよ 愉快だね((((゜▽゜))))」
弘子 「弘子もやりたいの お願いね(゜▽゜)」
正子 「正子もレストランにいれて みんな((゜▽゜))」
準一 「準一もやりたい クラゲ集めるから((゜▽゜))」
久美子 「花ちゃん クラゲ集めお願い ((゜▽゜))」
花 「あいあい さあ 久美ちゃん(・∀・)」
子どもたちは大森の干潟と砂浜の波打ちぎわに打ち上げられた大きなミズクラゲをザリガニ川が大森の海に流れ込む入江の浜に運びます。やっとひとりで抱いて運べるくらいの大きなクラゲが砂浜に並べられていく。クラゲを抱いて渚を走りまわる子どもたちの笑い声の弾ける楽しい様子は見ていて飽きません。
久美子 「みんなでやるのが楽しいよね((((゜▽゜))))」
美保子 「うんうん 久美ちゃん 楽しいね((((゜▽゜))))」
未来 「あの子たち 喜んでくれるね((((゜▽゜))))」
ちなみ 「みんなでやろうね 海のレストラン((((゜▽゜))))」
久美子 「あの子たちの美味しいご飯つくるのね(*゜∀゜)ノ☆彡」
雪 「明里ちゃん あの子たち喜ぶと思うの(^^)」
準一 「あの子達の嬉しい顏見たいね ((゜▽゜))」
弘子 「すごい楽しみだね ゆかちゃん((((゜▽゜))))」
シゲル 「ぼくもみんなと一緒にお料理させて(=^・・^=)」
雪 「準一君はコック長さんね((((゜▽゜))))」
久美子 「準一君 よろしくね((((゜▽゜))))」
準一 「はあい♪ みんなよろしくねヾ(o´∀`o)ノ」
正子 「一緒にお願い 空の下のレストラン(((゜▽゜)))」
花 「あの子たちに美味しいご飯ね ((((゜▽゜))))」
雪 「あの子達 喜んでくれるといいね((((゜▽゜))))」
久美子 「みんなでクラゲをお料理しますよおヾ(o´∀`o)ノ」
みんな 「はーい 久美ちゃん((((゜▽゜))))」
あの空の下の海のレストランの開店に向けてシゲルコック長と乙女たちの店員さんは入江の砂浜に集めたミズクラゲを海の水で丁寧に洗います。波打ちぎわにしかれた花柄模様のピクニックシートの上にクラゲは次々に並べられていきます。天使のような笑顔の子どもたちの想いを共にする優しい輪と和がほんわりと育まれて行きます。そこへ待望の則雄船長が舵を操るタンポポ色のゴムボート。海の猫バス丸が航海を終え大森の海の入江に戻ってきました。規雄船長とゆりぱ姉と子供たちは「京浜大橋」の下の護岸の岸の砂浜まで探し物です。
規雄 「みんなあ ただいまあ(=^・・^=)」
弥生 「ただいまあ みんなあ((((゜▽゜))))」
未来 「もどりましたにゃあん(=^・・^=)」
希望 「いっぱいお料理の道具見つけたよヾ(o´∀`o)ノ」
久佐子 「すごいいっぱいなのよお(^^_)ルン♪」
ゆりぱ姉 「みんな 一生懸命 探したのよ((((゜▽゜))))」
未来 「包丁 みんなの分 みつけたよ(=^・・^=)」
希望 「それにバケツが3個 クラゲを入れる(=^・・^=)」
さのし 「さあ海のレストランの開店できるねヾ(o´∀`o)ノ」
規雄船長。弥生航海士とゆりぱ姉。素敵な船員さんたちの活躍で一番欲しかった缶詰のフタの包丁が集まりました。それにしても… 気になります。ああい空の下の海のレストランのお客様“あの子”って… 誰なんでしょう。不思議不思議の大森ジャングルの謎謎模様。
準一 「船長 包丁いっぱいありがとうねヾ(o´∀`o)ノ」
久美子 「探してくれたみんなのおかげだから(*^▽^*)」
花 「ありがとう シゲル君((((゜▽゜))))」
シゲル 「はい 花ちゃんヾ(o´∀`o)ノ」
雪 「皆でお料理できるよ ゆりぱ姉 ありがとう」
ゆりぱ姉 「みんな一生懸命に探してくれたのねヾ(o´∀`o)ノ」
波がほわほわ穏やかに打ち寄せる波打ちぎわのピクニックシートの上の厨房で、ゆりぱ姉と子どもたちは仲良く座って缶のフタの包丁でミズクラゲのゼリーを細かく上手に丁寧に刻んでいきます♪
準一 「柔らかくてなんか美味しそうヾ(o´∀`o)ノ」
規雄 「うんうん 明里ちゃん 味見しよか(*^^*)」
久美子 「あはは 海の味がするよお(/・ω・)/」
花 「ホントに海の味だね 雪ちゃん(ノ▼▼)ノ⌒┻○」
雪 「あはん しょっぱいねえ 明里ちゃんヾ(o´∀`o」
美保子 「久美ちゃん すごいなあ((((゜▽゜))))」
ゆりぱ姉 「お腹壊すの心配ね あとで正露丸ねヾ(o´∀`o)ノ」
みんな 「はあい ゆりぱ姉((((゜▽゜))))」
さのし 「焚き火できるから クラゲ 焼いて食べよか(*^^*)」
ゆりぱ姉 「ああ それなら安心ね どんな味だろね\(^o^)/」
シゲル 「団子にして 醤油付けたいなあ( ´∀`)ノ」
雪 「雪もシゲル君と一緒ね( ´ ▽` )ノ」
準一 「じゃあ 焚き火で焼いてみるね みんなあ(=^0^=)/
碧い空の下の海のレストラン。子どもたちとゆりぱ姉さんの好奇心は留まるところを知りません。その味。いかがなものでしょうか。焼けば消毒。どんな味か知りたいひとは海のレストラン♪へどうぞ。 細かく刻まれたクラゲのゼリーは花ちゃんと準一がバケツに集めて周ります。
久美子 「花ちゃんの雪だるまのクラゲご飯 可愛いね(=^・^=)」
花 「春を夢見る雪だるまなのね((((゜▽゜))))」
美保子 「あはは 詩人 花ちゃん いいなあ((((゜▽゜))))」
久美子 「花ちゃんはいつも夢を食べてるのねヾ(o´∀`o)ノ」
雪 「花ちゃん 海の波模様にしてるのね((((゜▽゜))))」
花 「わかる 雪ちゃん 嬉しいな((((゜▽゜))))」
久美子 「雪ちゃんは 夏の入道雲かしらん(=^・・^=)」
雪 「桜貝のお陽さまと入道雲なのね((((゜▽゜))))」
ゆりぱ姉 「みんなあ 楽しいな 素敵 ((((゜▽゜))))」
未来 「未来は北の海のクリオネなのね(=^・・^=)」
久美子 「海の:.天使.:*クリオネが泳いでるのね(*^▽^*)」
りえ 「天使みたいで可愛いなあ((((゜▽゜))))」
弥生 「シゲルちゃんのシロクマ 可愛いねヾ(o´∀`o)ノ」
規雄 「ありがとう 弥生ちゃん((((゜▽゜))))」
正子 「優子ちゃんのペンギンも可愛いよおヾ(o´∀`o)ノ」
準一 「ペンギンが笑ってるの 上手だなあヾ(o´∀`o)ノ」
優子 「準一君 正子ちゃん ありがと(゜▽゜)」
美保子 「優子ちゃんは おにぎりなのかしらん(=^・・^=)」
優子 「弥生のは雪見大福なのね(^^_)ルン♪」
久美子 「海で雪合戦したいねえ いいなあヾ(o´∀`o)ノ」
花 「冬 雪降るといいね 明里ちゃんヾ(o´∀`o)ノ」
ゆりぱ姉 「ゆりぱもみんなと海の雪合戦したいなあ(^^_)」
規雄 「雪降ったら大森の海に来よう みんなあ(*^^*)」
まだ9月なのに子どもたちはもう冬の雪まで夢見てますね。こんなやりたい♪”がいつも一杯あるって素敵です。目をキラキラ輝かせながらご飯を刻む子どもたちの良い時間が穏やかに楽しく流れていきます。自然なままに豊かに遊ばれているのが最高。
ミズクラゲは触るとゼリーみたい。刻んだものはナタデーココみたいな感触。すごい勢いで規雄君たちが見つけてきてくれたバケツ3杯! 保育所から持ってきたバケツにも5杯。細かく綺麗に刻まれたクラゲがバケツに大盛りで8杯と山積みです。砂浜をミズクラゲを抱いて走る子どもたちの夢中な笑顔ランラン♪ バケツでは足りないのでピクニックシートの上にも刻まれたクラゲの山が小高くできてゆく。刻んでいく子どもたちの愉快なお喋りの茉莉模様と笑顔。笑い声♪ 今や「大森の海♪」は子どもたちの夢中と“やりたい♪”の洪水です。
久美子 「もっととってきてーっ!(*゜∀゜)ノ」
花 「まだたりないのねえ(*^^*)」
雪 「あったら おおきいクラゲね(^^_)ルン♪」
厨房が皆に声をかけます。
初予 「はーい まかせてねえ(^^_)ルン♪」
規雄 「いっぱい採って来るから((((゜▽゜))))」
優子 「優子もいくね クラゲさがしね(^^_)ルン♪」
波打ちぎわへ駆けていく乙女たちのなんとも明るい笑顔が素敵。クラゲの細切れはバケツに8杯とシートの上の山となりました。クラゲご飯は満杯御礼となりました。
規雄 「クラゲご飯 もういいね(^^_)ルン♪」
久美子 「みんなあ やるよー!((((゜▽゜))))」
花 「うんうん みんなお願いねえ((((゜▽゜))))」
雪 「海のレストラン♪ 開店でーす((((゜▽゜))))」
子どもたちは重いバケツを協力してうんこらしょどっこいしょ。波打ち際にクラゲの細切れを運んで行きます。そして探険隊はそのまま海のなかに入って行きます。
雪 「ホップ ステップ ジャアンプウウ(*゜∀゜)ノ」
久美子 「いち にい のー さん!((((゜▽゜))))」
子どもたちはクラゲのこま切れをバケツから海へとあけました。静かな大森の海の碧い海面をクラゲの細切れはゆっくりと沖に潮に流されて漂って行きます。
花 「もっとあっちにクラゲをやってね(((゜▽゜)))」
みんな 「はあーいいい((((゜▽゜))))」
花ちゃんの明るい掛け声に元気に返事。子どもたちは海面を雪の様に無数に光りながら漂い流れるクラゲの小間切れにバシャバシャ盛大に海水をかけます。バシャバシャする波に送られて界面のクラゲの白い雲はゆるーりと海を漂ってゆく。ゆりぱ姉と子どもたちは海に向かって叫んだのです。
女の子 「ハゼーっ 御飯だよー!!!((((゜▽゜))))」
男の子 「ハゼ 食べていいよーッ!!!((((゜▽゜))))」
子どもたちの夢の海のレストラン♪ 何と!! お腹の空いたハゼたちの美味しいクラゲゼリーのメニューでした。なんて素敵な「海のレストラン」の誕生日でしょう。
「海のレストラン♪」の、ゆりぱ姉と子どもたちに向かって城南大橋の橋桁の下からゆっくり歩いてくる賑やかな仲良しのパレードの一向が見えて来ました。いったい誰なのでしょう? 何しにこちらへ来るのか。なんと。あれは。先頭の巨漢は「龍神の舞」のミカヌシさんです。目のなんとも綺麗に澄んだ男性です。眉毛には強い豊かな意思がはっきり表示されてる。彼の提唱される愛和の大道にさのしはこの世界の未来が開示すると強く感受します。並んでメイロウさん。ヒヨロンとした姿が揺れて歩いてきます。ブログに書かれる政治や時勢への視線。光るものがあります。哀愁の夜さんがお亡くなりになった時に書いた美しい言の葉。あの深い思い。今も心に響きます。ゆりぱ姉。素敵な女性です。自然の天然派女子の長い髪を風が揺らす。頭の上の空には数知れないカモメが浮遊し群れて飛ぶ。ゆりぱ姉さんの鳥の吸引力。すごい。と思ったら物語の中でも生活でも本物のゆりぱ姉さんでした。30年後の大森ジャングル探検隊の子どもたちと手を取り合い夢中に話している。すごい嬉しそうに。神様から最高の贈り物。でも海のレストランの天使たちには未来の自分たちの姿は風のように見えない。時間の約束。タイムトラベラーは過去の出来事に触れられないのです。だから大人になったパレードの一行は何とも優しい穏やかな眼差しで不思議な30年前の自分たちに見入っています。ああこんな事してたのか。感慨が目に涙も交えて浮かんでます。小学校にあがると子どもたちは忘却の階段を昇ります。すると不思議なくらいに子どもたちの時間の出来事を忘却の彼方に忘れるよう宿命づけられているのです。続いて、久美子さんです。想像通りの目の大きな可愛い女性です。笑顔が綺麗です。その隣には、雪さんと花さんです。二人とも清楚で素敵な女性です。目が優しく微笑んでる。天使の小さな乙女たちと、ゆりぱ姉さんと小さな冒険児たちの無垢で純真な心の連なりの和。大森の海の潮騒満る入江に開店したハゼたちへの心優しい暖かな美味しい「青い空の下の海のレストラン♪」の微笑ましい様子に天のうえで神様たちが思わず吹きだしたのかな不思議な奇跡が「遊ぼう大森の海♪」に開店しました。1990年の9月の「大森の海♪」に虹の橋をタイムトリップ。大人になった物語参加者の仲間が自分たちの子どもたちの時間に全員集合したのです。「遊ぼう大森の海♪」が届けてくれた奇跡がここに今広がろうとしています。