四ッ谷の桜。
向こうに迎賓館が見えます。
エメラルドグリーンの屋根と
ほんのりピンクの桜に
しばし見とれる。
咲きほこっています。
学生時代を少し懐かしんでいたら、
本当に学生時代の友人に遭遇！
考えることは同じですね。
今日は
両親と姉夫婦と一緒にランチを。
実家の目と鼻の先にある
「オーグドジュール」へ。
選べる前菜２品に
お肉もお魚もついた
ボリュームのあるコースにしました。
カリフラワーの冷たいヴルーテに
（濃ゆいポタージュのようなもの）
蟹ののほぐし身と
グレープフルーツのジュレをのせた一品。
カリフラワーの甘味、
まったりふんわりとした口当たりに
プルプル甘酸っぱいジュレがとてもよくマッチしています。
なすとモッツァレラチーズのパートブリック包み揚げ。
パートブリックは
もともとチュニジア料理などで使われる
春巻きの皮のようなもの。
ぱりぱりの皮の中から
とろりとしたなすのペーストと、のびのあるチーズ。
ズッキーニの薄切りも入っています。
アクセントにタプナード的な味わいも感じました。
真鯛のソテー。
黒米のリゾットとクリームソース、
こんがり香ばしい福岡産筍の素揚げも。
皮目ぱりぱり、身はふっくら。
アッシェ・パルマンティエ。
炒めた玉ねぎと
マッシュポテトの重ね焼きのことで
フランスではポピュラーな料理です。
ひき肉、ではなく
かたまり肉をたたいて使っているかんじで
口の中に肉汁があふれます。
じっくり甘味をひきだされた新玉ねぎのローストに、
これまた玉ねぎをじっくり炒めて作った
チャツネのような甘いソースを合わせて。
これだけ食べても
やっぱり別腹、
デザートの盛り合わせ。
ロールケーキ、ガトーショコラ、
マンゴーのソルベ、ブランマンジェ。
どれもシンプル＆オーソドックスながら
テクスチャーがどれも私好みで大満足。
中央にフレッシュな甘夏ママレードのようなものが添えてあって、
これをちょこちょこつけながら味の変化を楽しんで、二度美味しい。
ちなみにこちらのお店の
ミネラルウォーターは
福島の天然水「心水」というものを入れていて、
オーダーすると２００円が震災義援金に寄付されるとのこと。
私は微炭酸の「awa心水」をオーダーしてみました。
ランチを堪能したあとは
家族みんなで
千鳥ヶ淵まで歩く。
桜以外見えない・・
というくらい、
シャワーのように咲き乱れるさまは圧巻です。
そして
それ以上にすごいひと、人・・
やはりみんな
桜を愛でずに春は迎えられないようです。
来年もまた
みんなで桜をながめめられますように。