この家で迎える３度目のお正月。
まわりの声を聞くと
意外と不人気なおせち・・
でも私はやっぱり
大切にしたいなあと思います。
祝い肴３種。
数の子、田作り、黒豆。
数の子は甘酒の素に漬けました。
黒豆、今年こそは・・と
毎年挑むものの、
いつもなかなかうまい具合に仕上がらず・・
早くも来年に向けての課題が出来てしまいました。
かまぼこは手綱を作って
少しおめかし仕様に。
紅白なますの代わりに
大根と貝柱のなます風サラダを
サーモンで巻き、柚子の千切りを飾ります。
一番好きなおせち、栗きんとん。
脚付きの器に山のように盛り付けて
ささやかながら差別化を図る・・
炒りどり。
れんこんの断面を見ると
なぜかジブリの世界が頭をよぎります。
たまには
きちんと素材を下ごしらえして
ぜいたくにとった出汁を使って・・
じっくりと取り組むのもいいものです。
いわゆるおせちだけだと飽きるかなあ、と
アレンジものもいくつか。
松風焼きの代わりに
ヌクマムをきかせたほんのりヴェトナム風肉団子。
ヌクチャムに漬けた大根・にんじんを飾って。
甘い伊達巻の代わりに
野菜とホワイトソースを加えた
オムレツ風伊達巻。
飾り切りで余った野菜を利用します。
カレー風味のマッシュ里芋で
クリームチーズを包み
炒りごまやけしの実をたっぷりまぶして
オーブンで焼いたもの。
そして
外せない、お雑煮。
昆布とかつおの出汁に
鶏肉、大根、にんじん、ごぼう、干ししいたけ、かまぼこ。
しょうゆ、塩、みりんをほんの少し加えます。
三つ葉をたっぷり、柚子をほんのり。
実家からいただいた
「和久傳」の柚子こごり。
ゼリーと皮の間の、
ぎりぎり残った実の部分が美味しい・・
甘さが抑えめで
柚子のみずみずしい香りがはじけるようです。
たらふくおせちを食べた後は
「笑ってはいけない」に腹を抱えたり
ぐっすり昼寝したり・・
そんなだらだらおうちお正月時間から一転・・
夜は新宿パークハイアット、
41Fの「ジランドール」へ。
実家の両親、姉夫婦と恒例の新年集合です。
名物の、一面にはりめぐらされたモノクロ写真。
とろけるようなフォアグラ+オマール海老に
りんごの甘酸っぱさがきいた前菜。
的鯛と野菜の紙包み焼き。
テーブルで紙をカットしてくれます。
ハーブの香りが立ち込めます。
ブイヤベースを凝縮させたようなソースをかけていただきます。
那須豚のローストに
きのこのデュクセル（細かく切ってソテーしたもの）と
サヴォイキャベツの蒸し煮を添えた一皿。
さっくりとした心地よいかみごたえの豚肉。
見た目のボリュームよりやさしい味わいでした。
デザートは
抹茶風味のモンブラン。
抹茶アイスクリームにマロンクリームをしぼり、
お皿にも抹茶のソースが。
ごまのチュイルがよいアクセントです。
和洋折衷なかんじがお正月っぽい・・
そして、
今日は私の誕生日！
ということでサプライズで
プレートにメッセージとキャンドルが・・！
サービスの方たちが歌のサービスまでしてくださいました。
いつも素敵なサプライズをありがとうございます！
このあと52Fのバーに移り
ジャズの生演奏と絶景を楽しみました。
贅沢な年明けだ・・。
みんな元気な姿で集まれて何よりです。
今年も
たくさん楽しい美味しい思い出をつくりましょう！
＆
バンコクライフ、ひきつづきがんばって！