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お待ちかねの朝市です。
高山の朝市は週末だけでなく毎日、
朝6時から開かれているそうです。

陣屋の前と、
宮川沿いと、
二か所で市場が軒を連ねます。

上の写真は
陣屋前の市場で売っていた
りんごや梨。

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宮川朝市にて、
昨日お話をうかがった「野村農園」さんのお店。
飛騨伝承野菜だけでなく、
イタリア野菜などにも力を入れているそうです。
どれももぎたて、ぴっちぴち。

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葉野菜たちももりもり元気です。

持って帰れないから・・と躊躇するも束の間、
気づくとあれもこれもとお買い上げ・・
なす、縞ささげ、バナナピーマン、とうもろこし、
ミックスバジル、えごま、を購入しました。

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川沿いにお店が立ち並んでいます。


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おだんごで軽く腹ごしらえ。
しょうゆを塗って焼いただけのお団子ですが
とってものびがよくて、香ばしくて美味しかった。
・・母の顔もなんだかうれしそう。

陣屋前の市場では
朴葉で包んだ餅や、それに合わせると美味しい甘味噌、
保存料不使用の赤かぶや大根、きくいもの漬物などを購入。

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先生おすすめのお茶屋さんで
青ほうじ茶を試飲させてもらったり、

お酒屋さんで地ビール、地酒を選んだり。

高山駅から少し足を延ばして
人気のパン屋さん「トランブルー」をのぞいたり。
ケーキのようにフルーツやクリームたっぷりの
デニッシュがおすすめのようでしたが・・
翌朝用にレーズンと全粒粉のパン、トマトとバジルのパンを購入。



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老舗の精進懐石料理店、「角正」で
早めのお昼ごはん。

重要文化財に指定された由緒ある建物です。


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200年以上もの歴史があるというこの建物、
クーラーの設置ができないそうです。

でも美しいお庭からの風のせいか
暑さはあまり気になりません。

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飛騨高山伝承料理「生盛(いけもり)なます」。
このお店が発祥だそうです。

中央は豆腐をなめらかにすったもの。
白和えの衣のような味わい。
これにまわりの薬味をすべてよく混ぜていただきます。
手前はよもぎ味の羊羹のような・・
この一皿で五味(甘・辛・酸・苦・塩)が全部そろっています。

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枝豆のしんじょうと冬瓜のお吸い物。
枝豆はすりつぶしたものと
そのままごろごろ、の
ふたつの状態で口いっぱいに飛び込んできます。
そしてこのお出汁がとっても美味しい。
体中にしみわたるようです。

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かぼちゃ、ししとう、豆腐の揚げもの。
もち米を寒ざらししたものをつけて揚げてあります。
あられのようで香ばしくて美味しい。
水分をしっかり抜いた豆腐の
凝縮されたうまみにびっくりする。

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こちらでは途中で
出来たてのお蕎麦がふるまわれます。
まるでイタリアンのセコンドピアットのよう・・
みずみずしい美味しさで
暑さを吹き飛ばしてくれます。

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感動的だった黒豆。
蜜で煮たものに、しょうがのシロップをかけてあります。

すっとなめらかに
口の中でほどけていくかのような
絶妙な豆の炊き具合です。

シロップまで一滴残さず飲み干してしまいました。


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湯葉となすといんげんの炊き合わせ。
なすは「野村農園」さんのもの。
素揚げしてから煮ているのか、
とろりととろけるようでした。
いんげんも、むぎゅぎゅっと滞ることなく
柔らかすぎず固すぎず心地よい食感です。

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赤出汁にごはんを入れたような
さらさらっとした雑炊。
なめこやみょうがが入っています。
ごぼうの漬物や山椒を薬味で加えて。

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飛騨の桃とすいかに
梅酒のジュレをのせたデザート。


以上のお料理を
広いお座敷でみなさんと向かい合いながら
ゆっくり味わいました。
私は早々に足を崩してしまいましたが・・

なんとも贅沢な時間を過ごさせていただきました。

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おかげさまで
楽しい美味しい旅となりました。
ありがとうございました!

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帰りに和菓子屋さん「分隣堂」へ。
先生おすすめの水羊羹と
麦こがしや和三盆を使った落雁を買いました。

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電車まで時間があったので
喫茶店でひとやすみ。
飛騨産のすもものフレッシュジュースに
自家製ベイクドチーズケーキ。
なんだかなつかしい味がしました。


あっという間の1泊2日。
急な誘いに応じてくれた母に感謝です。
おかげさまで楽しい旅となりました。
また行きましょう!

そして
日本全国津々浦々、
まだまだ知らない美味しいものたちが
いっぱい存在するんだろうな・・
と早くも次なる美味しい旅への欲求を
掻き立てられるのでした。


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帰宅後早速いただいた水羊羹。
さっぱり甘さ控えめで
するするといくらでも入りそう・・