朝食後に十和田湖畔を散歩。
心地よい風が吹いています。
思い描いていたとおりの
すがすがしい空気・光景に
うれしくなります。
そして
ひたすら車を走らせ
向かうは下北半島・恐山。
まさに、青と森。
のどかな風景が続きます。
4時間以上のドライブを経て
ついに到着です。
すさまじい硫黄臭に半泣きになりながらも
門の中へと進んでいきます。
恐山は
比叡山、高野山と並ぶ
日本3大霊場のひとつで、
862年に開山されたそうです。
荒涼とした岩場に
お地蔵様とカラフルな風車。
なんとも浮世離れした空間が広がります。
進んでいくと
宇曾利山湖が見えてきます。
思わず茫然と立ちつくしてしまうような
幻想的な青と白の風景。
まるで海辺のような砂浜。
ひとしきり湖水の満ち引きを眺める。
本来は
この三途の川をはじめに渡ってから
岩場や浜へ参拝するのが基本らしいですが・・
ピカソの彫刻のような
お地蔵様を発見。
ずっと待ち焦がれていた恐山。
願望を叶えた達成感と
叶え終わってしまった抜け殻感と
それらを上回る疲労感と空腹・・
さまざまな感情入り混じりながら
この不思議な空間を後にしたのでした。
夜は青森市内へ。
一気に都会の街感にあふれます。
郷土料理の「けの汁」。
さいの目に切った野菜や豆腐が
たっくさん入ったみそ汁です。
こちらはすいとん入り。
貝焼き味噌。
出汁と味噌で味付けした帆立を
卵でとじた名物料理。
半熟のところをいただきます。
このあと
もう一軒居酒屋をはしごして
いかや馬刺なんかも食べて
ひっくり返りそうなほどに満腹に。
この旅で食べた料理たちは
どれも美味しかったのですが、
お酒が飲めたら
もっともっと満喫できるんだろうなあ
という味が多かった印象です。