moss blog

いつも自己流で適当につくっているカレー。
たまにはちゃんとしたレシピを参考にして
つくってみよう、ということで。

ポークビンダルー。
豚肉にたっぷりのスパイスとヴィネガーをマリネして、
じっくり煮込んだカレーです。

クミン、ターメリック、カイエンヌペッパー、
黒胡椒、マスタードシード。
ターメリックとマスタードシードがなかったので
コリアンダーシード、カルダモン、カレー粉などで代用。
豚肩ロース肉にこれらスパイス、ワインヴィネガー、
おろししょうが・にんにく、オリーブオイルをマリネし、
2時間ほど置きます。

クローブとシナモンをオリーブオイルで炒め
たまねぎ、にんにく、しょうがを投入。
茶色く色づくまで10分ほどじっくりと炒めます。
ここに豚肉を加えひきつづき炒め、
湯を加えて1時間ほど煮込みます。

が、しかし
ここですっかり気が緩んだ私は
火にかけ過ぎて・・・
お鍋の中身は
水気がすっかり飛んで無残な姿に・・
しかも適当に配合したスパイスゆえか
なんとも辛さばかりが突出した味・・

がーん



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そして翌日。
悲嘆に暮れてばかりもいられないので
ちょうど余っていた使いかけのカレールーで
もう一度カレーをつくる。
いわゆる普通のおうちカレーです。
これに前日のできそこないビンダルーを合わせて煮込みます。
たまねぎ、じゃがいも、すりおろしにんじん、
そして仕上げにおくらとマッシュルームを加えます。

2度じっくり煮込んだおかげで
豚肉のほろり感はアップ・・
でもやはり辛味が強すぎるかんじが・・


あなどったつもりはありませんが、
でも、きっと私の中で
スパイスやカレーに対する敬意が
欠如していたんだと思います。

そんな反省の中
食後にテレビで「耳をすませば」を鑑賞。
カレーの辛さにヒリヒリしたあとは
心もひりひりです。