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今日は
叔父さんの還暦のお祝いということで
新宿の「ミッシェル・トロワグロ」にてディナーです。

実は私の誕生日祝いとしても
今年初めに来たことがあり、
その斬新なプレゼンテーションと
確かな美味しさに感激したレストラン・・
期待が高まります。

アミューズ
クランベリー(たしか・・)ゼリーに
〆鯖をのせた一品。


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左は
クスクスを炊いて
ライムで香りづけしたものに
砕いたナッツをまぶして揚げたもの。

右は
ぱりっさくっとしたバーに
グリーンピース(たしか・・)のピュレと
エディブルフラワーをのせたもの。
とても美しい色合い。
下にちりばめられた岩塩の塩気が
いいアクセントです。


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アミューズその2

さいの目に切った
アスパラとオレンジの上から
ヨーグルト・クミン・ミントを合わせたソースを
目の前でかけてくれます。
ふっと立ち上がるエキゾチックな香りがたまりません。
今の時期にうれしいさわやかな一皿です。


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ここでやっと前菜。

グリルしたいわしに
すいか、ういきょうの薄切り、バジルを
合わせたもの。
クミン風味です。
揚げたにんにくも添えられていて
合わせて食べるとなお美味しい。


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完熟トマトの冷たいスープ。
スープ、というより
トマトをつぶしてのせた、と表現したくなるほど。
ひんやりフルーティなトマトが
口の中に飛び込んでくるようです。

ぷりぷりのつぶ貝、はまぐり、あさりに
角切りにした豆腐ものって。
しょうがとケッパー、
そしてスープの下につぶしたレーズンも忍ばせてあります。
どの要素もしっかり感じられるのに
トマトの味がきちんと中心にあって・・
そのバランスにうっとりです。


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グリルした鯛のまわりに
細かく切ったセロリ、グレープフルーツ、エストラゴン、
そしてキャビアが宝石のように配されています。
グレープフルーツ風味のクリーミーなソースを
目の前でかけてくれます。

まったり、でもとってもさわやかなこのソースに
香味野菜の風味、キャビアの塩気が合わさって
淡白な鯛とすばらしい三位一体を織りなします。
ソースはおかわりしてそのまま飲んでしまったくらい・・。

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フランス・シャラン産小鴨のロティ。
脂身の部分にぎっちりと胡椒などのスパイスがまぶされています。
鴨の下にあるのはなんとチョコレート。
お皿の周囲には薄切りのかぶに
ポワローとチェリーをのせたものと
さつま芋か何かのピュレのようなものが。
(このふたつは記憶があいまい・・)

そしてこちらも
各自お好みで温かいソースをかけていただきます。
赤ワインを使ったかんじのソースです。
そうするとお皿の上のチョコレートが溶けて一体となり、
チェリーの甘ずっぱさも加わり・・
鴨肉にとてもよく合います。
鹿肉にチョコレートやベリーのソースを合わせるのは
よく見かけますが
鴨肉でいただいたのは初めてだったので感激。


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山羊のフレッシュチーズを包んだカネロニ。
上にはみょうがのスライスがのっています。
若干くせがある山羊チーズも、
たっぷり加えられたハーブのおかげで美味しくいただけます。


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プレ・デセール。
デザートの前のデザート。

ココナッツミルクのソルベに
パイナップルのグラニテ、
その下にパイナップルの実と
キャラメルクリームがかくれています。
ソルベ、グラニテ、で冷え冷えの舌を
キャラメルクリームがやさしく受け止める、
その連携プレーに感動。


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なんだか小宇宙のようなデザートです。

茶色い筒状の物はプラリネ(キャラメリゼしたアーモンドみたいな)
でできていて、その中に
アールグレイ風味のクリームを絞り込み、
上にはさいの目に切ったりんごを。
緑色はりんごとセロリのゼリー。
これまた一緒に口に運ぶと
「うんうん」とうなづいてしまうコンビネーションなのです。
しょうがをきかせたヨーグルトのアイスクリームが添えられています。

叔父さんのプレートには
「Felicitations(おめでとう)」
のメッセージがこれまた美しく施されています。


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プティフール。
手前から
揚げたてのドーナツのようなもの、
栗のペーストでできた羊羹、
チョコレートムース、
マシュマロ、
ピスタチオのフィナンシェ。

もちろん一粒残さず完食です。



長寿の家系ではなかった我が家族にとって
還暦を迎えるということはひとつの大きな壁であったようで。
私の父に続き、こうして叔父さんも無事に
お祝いの日を迎えることができたことは
本当にうれしいことです。

我が家からのプレゼントは
額縁におさめられた
プリザーブドフラワーの赤いばら60本!
スワロフスキーも散りばめられています。
といってもこれは母がすべて見立ててくれたものなんですが・・

叔父さん家族からは
カルティエの赤いキーホルダーが。
物を失くしやすいから?!

そして両家で協力して作った
メッセージつきアルバムを。
職場の人たちなどにもお願いして
たくさんメッセージが集まりました。

バンコクに赴任中の姉からも
ユニークなお花のアレンジメントが届きました。


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おめでとう!
これからもお世話になります。。

今度は姉夫婦と我がネコ旦那も一緒に
みんなで集まりたいものですね。