都内の有名たいやき屋さんをめぐるツアー、
スタートは根津から。
１０時半にあゆみ、なおちん
と集合です。
今にも雪が降ってきそうな寒さ・・
でもそのぶんたいやきのほっこりとしたあたたかさが
ありがたく感じられるはず！
とはりきってたいやきやさんへ突き進みます。
（※各たいやきの感想はあくまで私個人のものなので
参考までに・・
人それぞれ感じ方が違ったり好みの風合いがあったり・・だと思うので。）
１軒目「根津のたいやき」。
小柄で手に取った時も重量感があまりない印象。
メジャーを用意してきた（！）なおちんが早速全長を測ります。
１４センチ。
１個１４０円なので１センチ１０円・・？
などとつい考えてしまいます。
一本焼きで
皮は薄ーく香ばしいけど、パリパリ・カリカリというより
もっちりとした印象。
あんこは甘さ控えめでほくほくっとしたかんじ。
ついでに根津のまちを散策。
根津神社でどっぷりと貫禄のある猫に出会う。
たいやきツアーといえども
美味しそうなものたちをみると抗しがたく・・
「芋甚」の小倉アイスもなか。
さっぱりとおだやかな甘さ。
皮がさっくり香ばしい。
同じく「芋甚」の昭和焼き。
大判焼きみたいですが、
あんこより皮が主役なかんじで、
熱で皮がべちゃっとせず、しっかり焼かれています。
さぬきうどんのお店を発見し、
（「根の津」というお店だったはず・・）
次のたいやきに響くかなあなんて一応心配はしつつも
あたたかいぶっかけを完食。
ねぎ、しょうが、すりごまなど薬味たっぷり、
うどんもつるつるっととてものど越しよく・・
甘味続きのからだに素晴らしい塩分補給です。
せんべいやさん、染物屋さんなどをのぞき、
「旅ベーグル」で焼き立てベーグルも購入。
腹ごなしに上野まで歩きます。
しおりは作るものの、まったく地図が読めない私。
ナビゲートはあとのふたりにまかせてただ後をついていきます。
上野公園を横切り上野駅へ。
目指すは浅草です。
雷門の前はいつもすごい人だかり。
仲見世通りでは揚げまんじゅう、人形焼き、せんべいやさんなど
が軒を連ねています。
人形焼きの実演販売に見入る。
このあんこ、つまみ食いしたい！衝動に駆られる。
浅草寺へむかいます。
参拝してから次なるたいやき屋さんへ向かいます。
雨も降り始め、いよいよ寒くなってきました。
２軒目「写楽」。
１軒目の根津のたいやきに比べて
愛くるしい顔をしているような気がします。
こちらも１本焼きのお店で、
本当に「焼き立て」を出してくれました。
「あったかい」レベルではなく本気で火傷する熱さ！
パリッと香ばしい皮にかぶりつくと
おしるこのようにとろりとあんこが飛び出してきます。
根津のものよりあんこの甘み・水分が高い印象です。
熱かったせいかもしれませんが・・
しあわせ。
個性的なアンティークショップでブローチを購入したり、
老舗喫茶店のショウウィンドウに見入ったりしながら
駅へと戻ります。
つづいて四ツ谷へ移動。
学生時代よく通ったなつかしのあのお店へ。
３軒目「たいやきわかば」。
こちらも１本焼き。
手際良くたいやきが焼かれていく工程をガラス越しに見学できます。
中に小さなイートインスペースがあり、お茶も飲み放題・・
皮はパリっ、ではなく
カリッとしてもっちり、というかんじ。
そしてあんこの甘みが強めの印象です。
塩分を多めに入れているようなかんじの。
そしてここでささやかサプライズその1。
苦しまぎれに・・
O野さんラブななおちんの誕生日前祝いです。
釣り好きなO野氏にかけて・・
たいやき屋に漂うろうそく臭・・
お騒がせしました。
そのあと麻布十番の「浪花家総本店」へ向うも
４０分待ちとのことで・・
「併設のカフェでならすぐ出せます」
といわれるも妙な商売っ気を感じてしまい・・断念。
結局「豆源」でおかきや南京豆の試食をしたり
焼鳥屋さんのつくねをつまんだり・・と
ささやかな塩分補給で終わった麻布十番・・
気を取り直して次は代官山へ。
４軒目「代官山たい焼き黒鯛」。
写真だと大きく見えますがこちらは
大小サイズが選べて、写真のは手のひらに軽くおさまる小サイズ。
（なおちんメジャーで8.5センチ・・）
皮もプレーン、抹茶、黒ごまがあり、私は黒ごまを。
うーん、正直これ！という印象が残らず・・
あんこはほっくり水分少なめ、甘さ控えめでした。
そして白玉も入っています。
黒ごま入りといってもそんなにわからなかった。
小サイズで２００円。
小サイズで２００円。
パッケージなどにお金がかかっているのでしょうか。
５軒目は恵比寿「たい焼きひいらぎ」。
ぷっくり丸みをおびたかたち。
ここは３０分ほどじっくりしっかり焼くらしく、
皮がとてもカリカリしています。
今日先に回った一本焼きのお店のものだと
ぎゅっと押さえて焼くせいか、しっぽの部分はつぶれ気味でしたが、
ここはしっかり別々に焼いた皮をあとからかぶせるようにしているので
しっぽの部分も厚みがありカリカリ感があります。
生地そのものの味自体も今日のほかのお店とは
なにか違うように感じましたが・・
遠くにしっかり焼いたワッフルを感じるような・・
たまたまでしょうか。
広い焼き場。
たい焼き器とその上に寝そべるたい焼きたちがずらり。
最後に恵比寿「ヌフカフェ」でまったり。
ひとまずレポートを埋め、今日の感想を真剣に話し合う。
そして今回まわったなかで一番高評価だったのは
浅草「写楽」！
ああ、思い出したらまた食べたくなってきました。
そして次なるツアーは何がいいか・・
と早速考えるのでした。
そしてまた最後に妙なサプライズ・・
毎度おなじみ、AおめんとATシャツ（実は家から着てきた）姿で・・
なおちんハッピーバースデー！
O野さんと大漁船に乗るなおちん・・
まさかこんなお洒落カフェでジャニーズお面・・
そしてたいやき持ち込み・・
隣にいたカップルが会話をとめてこのシュールな一部始終を見つめていました・・
目標にしていた６軒が叶わず
５軒となりましたが、
大充実のたいやきツアーでした。
あらためてたい焼きの偉大さを感じました。
１４０円で得られるこんなにおおきなゆたかな気持ち・・
グルメ本などのメディアの情報に振り回されることなく
自分の五感で確かめるもぐもぐツアー、
（・・おおげさ）
次回乞うご期待です。
