あけましておめでとうございます。
ということでまずはおせちです。
2人だけだし、そんなにたくさん作っても仕方ないし・・
と思いつつも、
やはり毎年同じときに同じものを作るというのは
自分的にいいけじめになるというか、
大切な確認作業のような気がして
おぼつかないながらも作ろうという気になるのです。
毎年品数を増やしていきたいものです。
祝い肴の数の子、田作り、黒豆
（今年は黒豆大失敗・・新年早々反省です）
なます、栗きんとん、炒り鶏、松かさ焼き、
そして味に変化を・・と思い、かつ紅白を意識して、
たことトマトのスペイン風マリネも。
かまぼこと伊達巻きは購入しました。
あと、忘れてはならないお雑煮。
お重はないので、
いつもの食器を使ってささっと盛りつけます。
甘い、しょっぱい味のものが多いおせちですが、
ついつい食べ過ぎてしまいます。
なぜでしょう。
夜は両親と姉夫婦と私たち夫婦とで
新年おめでとうディナーでした。
今年は新宿にあるミッシェル・トロワグロにて。
味、プレゼンテーション、気さくなサービス、モダンな店内の雰囲気、
フランス語の飛び交う活気ある厨房の様子・・と
私的に大満足なレストランでした。
いつもはレストランであまり写真は撮りませんが
今日は特別ということで・・
アミューズ
左から
サブレの上にほうれん草のピュレ、りんごのスライスをのせたもの
ミニトマトの飴がけ（氷の上にのっていてまわりはひんやり、中はほの温かい）
ライム風味のクスクスを固めたものに玄米あられをまぶしたもの。
どれも一口サイズながら大満足なハーモニーが広がります。
このあとにアミューズその2
セロリのピュレを加えた茶わん蒸しのようなものに
きのこのソテーをあしらった一品。
帆立て貝のソテー
刻んだヘーゼルナッツをたっぷりまぶしてあります。
にんじんと生姜のソースで。
ぷりっとした帆立にナッツの香ばしさのコントラストがうれしいです。
フォアグラのポワレ
みかん、ルバーブ、小玉ねぎを添えてあります。
ほのかにクミンが香ります。
甘酸っぱい味とまったりとしたフォアグラ、クミン
がとっても合います。
「食べて何か当ててみてください」
とサプライズで供された一皿。
一見目玉焼きのようですが・・
豆腐をラビオリのように仕立てた一品でした。
中からトリュフを使ったソースがとろりとあふれ出てきました。
奥はあんこうのロティ
手前はヒイカのソテーの中にトランペット茸（滋味深い黒いきのこ）
のソテーを詰めたもの。
いか墨とトマトのソースを添えてあります。
あんこうはむっちり、いかはやわらか。
牛フィレのソテーのアンチョビバターのせ
かぼちゃをつめたラビオリと
黒トリュフもたっぷり散らしてあります。
ここにコンソメスープを目の前で注いでくれます。
ふわーっとトリュフの香りが立ち上ります。
パンをのせるお皿はオリジナルの木製のボード。
バターの入った容器もシャープで個性的なフォルムです。
フルムダンベール（ブルーチーズ）と洋梨のキャラメリゼ
みょうがとライムが添えてあります。
ワイン好きな方にはたまらない味わいなはず・・
プレデセール（デザートの前のデザート！）
さーっくりメレンゲの中にアイスクリームが。
ガラスのお皿にベリーソースの水玉、白いメレンゲ・・
とうっとりな色彩です。
マロンとカシスを使った一皿
奥は、マロンクリーム、メレンゲ、カシス風味のチョコレートを重ねたもの
ラム酒がしっかりきいたマロンアイスクリームとマロングラッセ
いわずもがな、まったりしあわせな味わいです。
「Joyeux Anniversaire Naoko」
（おたんじょうびおめでとう）
と可憐にメッセージが添えられて出てきました。
実は本日1月1日は私の誕生日なのでした。
家族のみなさま、いつもどうもありがとうございます！
相変わらず新年早々よくよく食べました。
今年もこんな食い倒れに
よろしくお付き合い願います。
