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堀井和子さんの「courrier」展へ。
学芸大学駅から徒歩10分ほどにある「CLASKA」まで行ってきました。
手紙にまつわるさまざまなコラージュ作品の展示や
オリジナルの文鎮、ポストカードその他手紙にまつわる素敵なステーショナリーが
販売されていました。

久しぶりに彼女の世界に触れ、
改めてその感性への憧れと共感を強め、
自分の原点を見つめなおした・・といっても過言ではないくらい、
そのくらいに心ふるえるものがありました。


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何を隠そう私は堀井和子さんに憧れてはや15年以上。

小学生の時、彼女の著作
「気ままな気ままなおかしの本」に出会って以来
私の人生に大きな大きな大きすぎる影響を与えてくれた存在、堀井さん。
(なんかなれなれしいですけど・・)

今回の展示の盛況ぶりを見ても
私と同じように
彼女に憧れ、共感する女性がたくさんいることがよくわかります。

時代に迎合せず、自分のアンテナをたよりに
自分の「好き」を選びぬいていく潔さ。
だから彼女の作品や写真、スタイリングには
そこにあるものたちへの無言の愛であふれているように見えます。

なんだか堀井さんの作品を前にすると
自分は無駄なものをいっぱい抱えて生きているような気がしてきます。

言いたいことは山ほどあるのですが
言い尽くせなくてもやもやするのでやめておきます。


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この本、今は絶版になってしまったとのこと。

堀井さんの空間づかいの感性にうっとりです。
いつ見ても新しく映るのです。


その足で、旦那さんのお母さんが出演する合唱のコンサートへ。

昔から歌い継がれている日本のおなじみのうたを
改めてちゃんと聞いて、
日本語のひびきの美しさを再認識する。
思わずうるりときてしまいました。

月並みな表現ですが
やはり声のちからってものすごい、
と終始圧倒されたのであります。

何かと再認識する一日です。


今日の晩ごはんは
豚の角煮チャーハン。
作りおきしておいた角煮をおおぶりにカットして加えます。
中途半端に残っていたしいたけ、にんじん、赤ピーマンも細かく刻んでたっぷり。
ねぎ、にんにく、しょうがでしっかり香りを出して炒めます。
角煮のたれのおかげで味付けはちょっとのしょうゆでととのいました。

豚のゆで汁のスープ、
大豆のマリネ、かぼちゃのサラダを添えます。


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学芸大学駅を出る前に寄った
「メゾンロミユニ」のケイクたち。

季節限定マロンのタルトと
レモンのケーキ。
アシシング具合が乙女心をくすぐります。

レモンケーキ好きなのですが、
やはりかつてクレヨンハウスで食べた、
ケーキおばさんが一日1台だけつくっていた
あのレモンケーキにかなうものにまだ出会っていません・・
恋しい味です。