またしても、NHKBSです。深夜0時から放送してたんですけど、Blu-rayとか持っていない私はオンタイムで観るしかなく、観ましたよ、しっかりと、食い入るように。だって、オイディプスでしょ! 観たいもん。で、やっぱり凄かった! 迫力が凄すぎ! 主演の三浦涼介さんなんて初めて拝見しましたけど、若いくせにどうやったらあんな演技ができるんでしょう。オイディプスが憑依したとしか思えない。ギリシャ悲劇の最高傑作とも言われる作品を、完璧に表現されていました。また、主役だけでなく脇を固める俳優陣もさすがの名演ぶりです。まさに、時を忘れましたね。観て良かった。でも、Blu-rayは買います。身が持ちません(笑)。






オイディプスは自らの呪われた運命を嘆き、両眼を刺します。



で、思い出したんですけど、私は『屋根の上のバイオリン弾き』や『キャッツ』、『ファルクス・オパー』、『シルクド・ソレイユ』など、結構、色々と観ています。フォルクス・オパーの時は、これ、NHKホールだったんですけど、車で行ったら、駐車場で隣に停まった車から出てきたのが栗原小巻で、座席に座ったら、後ろの席にいたのがまたしても栗原小巻で、妙に栗原小巻ずいてるなと不思議に思った次第。ちょっと笑えるでしょ!


また、高校生の時に観た『屋根の上のバイオリン弾き』では、主演の森繁久彌がカーテンコールの際、ものすごい拍手を浴びていることに感動し、この人はなんて幸せなんだろうと思ったら涙が止まらなくなり、しばらくは我慢してたんですけど、階段の辺りで泣き崩れ、カーペットに両手をつき肩を揺らして、大泣きしたことがあります。周りの人が不思議そうに観ていたのでかなり恥ずかしかったけど仕方ないよね。で、その時に気づいたのは、私は感受性が異常に強いな、ということ。でも、これってあんまり良くないかも。いちいち感情移入したりするので、かなり疲れます。ほどほどがいいのではないかと思います。ただ、コピーライターという仕事をする上では役に立っていたのかも。でも、やっぱり平凡が一番かな…。分かんないけど。では、寝てみます。なんか、興奮してのか頭が冴えちゃって。眠れません。しかし、今日の舞台は凄かった! ブラボー!